51gkmqnpzhl
人の心は読めるか? 本音と誤解の心理学
ニコラス・エプリー/著 波多野理彩子/訳

実はみんなコミュ障だった!?

誰でも日々の暮らしのなかで、他人の感情や望みを推し量り、考えや意図を察している。第六感をはたらかせ、心を読んでいるのだ。でも思ったよりうまくいっていないのも事実。コミュニケーションに障害はつきもの。自分を基準にしない、相手の行動を本心と思わないなど、コツを伝授してくれるコミュニケーションのヒントブック。

「心はどこにある?」の他の本

「わたし」は脳に操られている
〈わたし〉はどこにあるのか ガザニガ脳科学講義
テレパシーも念力もやってみたいなら
フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

関連する学問

このテーマの他のインデックス

7脳はいい加減なのか?

脳はその場しのぎでできていた!

脳は周到に設計されたものではない。人間の脳は、トカゲやネズミの脳の上に増築を重ねたいびつな建物物。非効率な機能をその場しのぎで寄せ集め、間に合わせてきたのだ。その面倒くささが、感情、記憶、愛、宗教という人間らしい進化をもたらした。脳の常識を覆す画期的名著。

9意識はどこからやってくる?

意識はこれほどややこしい問題だ

人間の神経や脳は単なる物質。それがどのようにして物質ではないもの、つまり痛みや嬉しさのような感覚(クオリア)を生み出すのか? この問題は「意識のハード・プロブレム」と呼ばれている。意識についての神経科学を、自身の人生と重ねながら掘り下げる歴史的傑作。意識の探求をしたいなら、背伸びしてでも本書に挑戦してみてほしい。

10ロボットは敵か味方か?

C-3POからベイマックスまでロボ大図鑑!

C-3POやターミネーターから草薙素子やベイマックスやAIBOまで、古今東西さまざまなロボットが生まれてきた。友達みたいなロボットや兵器としてのアンドロイド、人間が機械化したサイボーグなど、ロボットはひとくくりには語れない。この本を片手に、未来のロボットを夢想してほしい。過去の遺産に負けない想像力を求む!

11人工知能に仕事を取られる?

「人間」の定義は揺らぎ始める

人工知能、アンドロイド、3Dプリンターなどの専門家7人と対話すると、機械の未来が見えてくる。すると同時に「人間」の定義があいまいになってきた。機械が人を追い越す? 機械と人の境界はどこにある? 著者は自分がロボットなんじゃないかと思い始める。作家ならではの視点で科学者と向き合う科学ルポ。あなたは機械? 人間?