41yz1szlpil
食の未来のためのフィールドノート 「第三の皿」をめざして 上・下
ダン・バーバー/著 小坂恵理/訳

農場から食卓へ!

レストランは、良い食材の良い部分をつまみ食いするだけでよいのだろうか? そんなの持続可能な農業のためにならない! 三ツ星レストランのシェフ・ダン・バーバーは世界中の農家や畜産家、養殖場や育種家をたずねた。未来のテーブルにのるのは、農場をまるごと使った料理であるべきだからだ。「Farm to Table(農場から食卓へ)」を掲げ、今日もダンは料理する。

「世界から食糧がなくなる前に」の他の本

食からみた世界史の授業
食べる人類誌 火の発見からファーストフードの蔓延まで
食糧危機はすぐそこまで来ている
世界からバナナがなくなるまえに 食糧危機に立ち向かう科学者たち

関連する学問

このテーマの他のインデックス

30森で暮らす

200年前の暮らしの手本

アメリカの作家・ソロー(1817~62)は、27歳で森に移り住み、その経験から学んだすべて、見えてきた世界すべてをこの本に書いた。森に入って家を建て、畑を作り、読書し、毎日数時間歩く。ナチュラルに生きるとは?本当の贅沢とは?200年の時を経て、いまの時代だからこそ読みたくなる暮らしの手本。

31海から生命が生まれる

地球ではなく"海"球の世界をめぐる

海の水はどこから来たのか? 生命の始まりは? プランクトンと海流、多様な海の生物、人類未踏の深海、人と海とのかかわりまで、美しい写真と科学エッセイが「海の星」の姿を描き出す。地球から海がなくなったら、生物は生きていけない。7割が海でできている地球は、”海”球と呼んでもいい。深遠な海の世界をめぐろう。

32いのちとエコロジー

地球上で最後の一人になったら?

人類は地球を壊してしまった。その原因は人口の増加と産業が盛んになりすぎたこと。いつかは最後の一人になるときがやってくるかもしれない。その危機感をもって環境に向き合うことを著者は強調する。紙おむつの何が問題か、なぜ原子力発電に反対なのか。環境の本当の意味に迫る。まだ間に合う。

33時代はウンコへ

信念をもってノグソしよう!

人が自然と共生するにはノグソが最も良い。人のウンコは獣や虫などに食べられ、カビやバクテリアに分解されれば土の養分になって、最後は草木を育てるからだ。日々ノグソに勤しむ著者は体験から得たリアルな知識も膨大。正しいノグソの仕方、お尻をふく葉っぱ図鑑は完全オリジナル。明日からのノグソライフにどうぞ。

34農業をつなぐ

放送作家が見つけた野菜の物語

関西の大人気番組「ちちんぷいぷい」の放送作家である著者は取材で農家を訪れてから野菜の隠れた物語に驚愕する。キャベツの芯の甘さ、新品種改良の苦労、農業女子100人プロジェクト・・・。野菜の奥にはたくさんの物語が溢れていた。本書は農業で生きて行く!と決めた人たちのリアルに迫る。困難を乗り越え、チャレンジする農家さんに出会えば、野菜がもっとおいしく感じられるはず。

36エネルギーが足りない

100年後も見据えたエネルギーを!

名門バークレー校の人気ナンバーワン教授リチャード・ムラーがエネルギーについて徹底解説。福島原発事故から地球温暖化や気候変動、太陽電池、電気自動車までエネルギーのあらゆる分野を網羅する。米国エネルギー省顧問も務める著者だからこそ、世界のエネルギー問題を多角的に見えている。100年後まで考えた賢いエネルギー活用が必要だ。