このテーマの他のインデックス
81すげぇお祭り
日本のプリミティブで異形な芸能たち
「カッカッカーのカッカッカー」と歌いながら焚き火を囲んで踊る山形県のお祭り・カセ鳥。鹿児島県の盆行事・ボゼは奇抜な仮面をかぶった男性が女性を追いかけまわし赤い泥土をすりつける。プリミティブで異形な芸能が日本にはまだまだ埋もれている。存続の危機が大問題だ。消えてしまったらあまりにももったいない。西村祐介の鮮やかな写真で目に焼き付けてほしい。
82日常を掘り起こす
カメラを手にした90年の記録
カメラを手にして90年、写真家・芳賀日出男は世界中のお祭り、人と神の交わりを撮影してきた。炎に突っ込んだり、巨人を祀ったり、奇妙な仮面をかぶったり、人間は異界との交流を捨てることができない。どんなにテクノロジーが進化しようとも、伝統芸能や祭りが廃れようとも、これが人間だ!
83異文化に恋をする
文化人類学者が描く本格昆虫SF
マンガ家であり文化人類学者でもある都留泰作の本格昆虫SF。ムシヌユンは沖縄の方言で虫の世という意味。昆虫博士を夢見る主人公・秋人の故郷である沖縄・与那瀬島が物語の舞台だ。秋人の頭脳は性欲と昆虫に支配されている。いつも暴走気味。突如、謎の生命体に局部を改造されてしまう・・・。
84攻める偉人たち
アレクサンダー大王の書記官の人生
アレクサンダー大王の書記官を務めたエウメネスが主人公だ。ストーリーは史実にもとずいて展開される。哲学者・アリストテレスを含めて登場人物はほとんどが実在した人物。世界史の勉強の強い味方になってくれるはず。アレクサンダー大王の影響力は日本の仏像にも及ぶ。アルカイック・スマイルは習ったかな?