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44数学は役に立つ?
アインシュタインも絶賛の数学物語
1884年生まれの著者は、1930年にこの本を世に出した。数とはいったい何なのか、数の概念はどのように発展してきたのか? 指を使って数える感覚にはじまり、自然数、整数から有理数、無理数、実数、無限や連続といった難問まで。今なお輝く数学読み物の古典。アインシュタインが「数学の進歩を扱った本として、私がこれまでに手に取った本の中で間違いなく一番面白い」と大絶賛だ。
45天才数学者に学ぶ
無限とは何か? それは数なのか?
「無限」が数学の概念として扱われるようになったのは、19世紀後半からだ。数学になる前、無限とは神だった。神の領域を数学の問題とした数学者カントールは、異端視され精神を病みながらも超難問を考え続けた。ミステリアスな無限の性質とそれに挑んだ数学者たちを描く。研究とは命がけで行うことなり。
47世界を変えた数式
最大の難問に挑んだ数学者のドラマ
17世紀のフランスに生きたフェルマーは、役人として働きながら、趣味で数学を研究する。のちにフェルマーの最終定理と呼ばれる謎の命題を遺す。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」という思わせぶりなコメントとともに…。1994年、ワイルズが完全証明を果たすまでのドラマ。まるでサスペンス映画を見ているほどに手に汗握る。数学はこんなにもアツかった!