なぜ選挙に行かなければならないの?
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116正義はどこにある?
1000年の超難問に哲学が挑む
1人を殺せば5人が助かる。その1人を殺すのは正義といえるか。世の中はいつだって、こんな難問に満ちている。だから、答えを求めてアリストテレスもカントも、人類はずっと哲学してきた。ハーバード大学の超人気哲学講義を通して学ぶ「正義」へのアプローチ。
117自由すぎる社会で
便利さの罠にはまってしまう前に
インターネットの信奉者たちはその素晴らしさを連呼する。「すべてはつながっている。オープンだ。フリーメディア万歳」と。しかし、無料ほど恐いものはない。シリコンバレーを知り尽くした男がネット業界の裏側を告発する。ネットに絡めとられた自由を取り戻すのは今しかない。
118未来をつくる権利
手を抜く権利、ほしい?
「よりよく生きるためにこんな権利があったら」を、社会学者の荻上チキが空想してみた。現代の身近な社会問題をたぐりよせ、「縁を切る権利」「病気である権利」「手を抜く権利」などを仮説してみる。身体も大事だから「快眠権」「快便権」なんてものもあっていい。一件突飛な未来を考えてみると、現代の問題の解決の糸口になる。どんな権利がほしい?
119憲法は変えるべき?
改憲、護憲より、まず「知憲」
せめて一度は憲法を読んで、きちんと知ることから始めよう。私たちの生活はすべて憲法とつながっているのだ。大阪大学で大人気の「日本国憲法」講義を受け持つ谷口真由美先生が、高校生、主婦、フリーターに会社員…みんなの憲法の疑問に答える。学生が選ぶベストティーチャー賞に輝いたセンセイに学ぶ。憲法は知れば知るほど面白い!
121哲学者が考えること
これから哲学は、使える!
「哲学=人生論」だなんて決めつけてはいけない。哲学は、時代の大転換期に一歩離れたところから問題を捉え直し、本質を見極めるための方法なのだ。現役バリバリの哲学者たちが、人類の明日に向けて現代の難問に挑む。テロリズム、人工知能、遺伝子工学、環境破壊、格差社会…。哲学の最先端がここにある。