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私立大学/神奈川

カナガワコウカダイガク

神奈川工科大学 工学部 機械工学科

定員数:
175人

高い専門性と豊かな感性を育み、これからの技術革新を生き抜く技術者を養成

学べる学問
  • エネルギー・資源工学

    エネルギーを効率的に利用するための技術や新エネルギーの開発・研究

    従来からある化石燃料(石油や天然ガスなど)を、実験、実習を多用して研究し、原子力発電の改良、新エネルギーの開発などに役立てる学問。

  • 機械工学

    我々の生活に欠かせない“機械”について科学し、研究する

    機械工学は、生産機械や自動車、医療機器といった機械やその部品などについて、設計から材料の加工、実際の使用方法までと、実に広大な領域を扱う学問です。試行と分析を繰り返す地道な研究を通じて、よりよいものを作り出すことを目指します。まずは基礎となる力学や数学、設計に使うソフトウエアの使い方や関連する各学問について学ぶことで基礎を固め、徐々に専門的な学びへと進んでいきます。多くの授業では実習や実験が行われ、実際に手を動かしながら、知識や技術、機械工学研究の手法などを身につけていきます。ものづくりをしたい、なかでも目に見えるものを作りたいという人に向いています。卒業後の進路は、機械系はもちろん、材料系や、電気・電子関連にも広がります。また、機械でものを作っている企業では必ずそれを扱う人が求められるため、こうした職種で活躍することもできます。

  • 航空・船舶・自動車工学

    航空・船舶・自動車について科学し、それらの安全性、快適性などを研究する

    機械工学のさまざまな研究成果が生かされた応用編にあたる。実験や実習を通して、輸送用機械及び乗物としての効率や精度などを追求すると同時に、安全性や快適性、環境へのやさしさなどを研究する。

  • システム・制御工学

    さまざまな科学技術を制御し、管理する技術について研究する

    さまざまな分野の工学や科学技術を対象に、実験・実習を通してそれらを統合し管理する方法を学び、生産システムや企業の経営システムなどのあらゆる場面で応用していく。

  • 情報工学

    コンピュータ・ソフトウェアの理論や技術を身につける

    効率的な情報処理を行うコンピュータの開発をめざす。コンピュータ自体やソフトウエアの基礎から、高度な情報処理技術について学んでいく。

  • 通信工学

    音声・画像を伝送するための新しい理論や技術を研究

    通信工学とは、パソコンやスマートフォンなどのコンピュータ関連やそれぞれをつなぐネットワークについて研究する学問です。通信とは、送信者から受信者へ情報を伝達すること。研究対象は、ハードウエアとソフトウエア、アナログからデジタルまでと多岐にわたります。数学と電磁気学を基礎とし。同時に、通信工学の基本となるコンピュータやネットワーク、プログラミングや電気回路などについて、座学と実験を通じて理解を深めていきます。IoT化が進むことを考えると、卒業後の活躍の場はあらゆる分野に広がっていくでしょう。

  • 電気工学

    新しい電子材料の開発や電機の利用技術の研究を行う

    電気工学とは、電気にかかわるありとあらゆることを研究する学問です。エネルギーとしての電気の効率的な活用方法を考える分野、電気回路や半導体について研究する分野のほか、情報・通信や光など、その研究領域は多岐にわたります。まずは高校範囲の物理や数学を復習し、電気工学を学ぶ基盤を固めます。さらに、電磁気学や電子回路といった基礎科目を学び、各専門領域の基本を学びながら電気について理解を深め、専門の研究を進めていくことになります。私たちの生活に欠かせない電気は、あらゆるものづくりの基礎となるものです。知識と技術を生かせる場は非常に多く、卒業後の進路も、電気、機械、IT、建設などさまざまです。

  • 電子工学

    情報化社会の生活に欠かせない電子の基礎や応用を学ぶ

    電子の性質を解明し、コンピュータのハードウェアや携帯電話、CDなどのデジタル系機器で使われる信号、情報を伝達する音波や電磁波の現象や利用法をハード・ソフト両面から学ぶ

  • 環境工学

    環境問題の原因究明と解決を目指す

    地球温暖化や酸性雨、熱帯林の減少などの地球環境問題や、大気汚染など環境汚染の原因を究明し、地球と地球上の生命を守りながら人間社会の発展を実現するための研究を行う。

  • 材料工学

    現代社会が求める新機能をもつ材料を開発

    材料工学とは、新たな材料を生み出すことや、それらを活用するための技術を開発・研究する学問です。「そのままでは有効活用が難しい」とされている物質でも、加工することによって利用価値の高い「材料」にできます。まず、化学、物理、数学といった科目と、材料工学の基礎を学びます。ここで物質の特性をしっかりと理解し、次のステップとして、現在使われている材料について、実験も交えて身につけていきます。金属、無機、有機材料について横断的に学ぶことで理解を深め、専門的な学びや研究へと進んでいきます。

目指せる仕事
  • 商品企画・開発

    過去の販売データや消費者の嗜好を分析して新しい商品を生み出す

    メーカーなどで新しい商品を企画し、開発する担当者。過去の販売データやトレンド、競合する商品の特徴、消費者から寄せられた声などを分析し、魅力的な新製品を企画。価格設定や販売戦略まで携わるケースも多い。今は、過去に売れた商品を踏襲しても売り上げが伸びなくなっているので、今までにない画期的な商品、独自の工夫を凝らした商品が求められている。その意味で商品企画・開発に期待される役割は大きくなっており、大ヒット商品を生み出した企画・開発担当者はマスコミなどで注目されることも少なくない。

  • 自動車セールスエンジニア

    カーライフ全般に詳しい販売員

    パンフレットを読めば分かるような情報だけでなく、技術的な知識を生かして顧客に十分な情報提供をし、販売につなげるのがセールスエンジニアの仕事だ。車の性能や構造だけでなく、保険や車検、整備や修理についても詳しく、カーライフ全般について適切なアドバイスをする。

  • レーシングエンジニア

    レースチームの技術面の責任者

    レースチームの技術面の責任者として、ベストの状態でレースに参戦できるようマシンを管理する。テスト走行の結果や次に参戦するレースコースの特色を踏まえ、マシンのチューニングの総指揮をとる。同時に新たなパーツの開発にも参加し、そのためにメーカーやスポンサーとの折衝も進める。

  • 航空機・船舶技術者・研究者

    航空機や船舶の技術開発や研究を行う

    飛行機や船舶の船体から中で使用される電気・電子装備などすべての機器類の設計・開発を行う。パーツごとに、それぞれが高度に専門科しているので、チームを組んで開発にあたる。特に大型旅客機は国内では生産していないため、海外メーカーと共同で部品や内部設備の設計・製造に取り組む企業もある。

  • 機械技術者・研究者

    機械製品や部品の設計から開発まで

    家電製品、通信機器、OA機器など、様々な機械製品の設計・開発をはじめ、製品に必要なパーツとなる部品の製作も手がける。設計用の製図を描いたり、部品の構造や形状・寸法、使用材料など全体の製作工程に関する知識や技術が必要となる。製造後も、改良ポイントの整備をはじめ、新しい技術の導入など常に進歩が求められる。

  • CAD技術者

    CADを使って正確な図面を作成する

    建築会社、自動車、家具など製図が必要な各種のメーカーで、CADを使った図面製作を担当する。設計者が描いたラフスケッチを正確な図面におこしたり、指示に従い図面の訂正をするなどの仕事が中心。

  • ロボット設計技術者

    安全性・生産性の高いロボットを作る

    産業分野では、危険を伴う作業を安全に行ったり、生産性を向上するためにさまざまな産業用ロボットが活躍している。主に、それらのロボットの設計にかかわる仕事。効率よく作業をさせるためのシステム選びや部品選びをし、作業能力の高いロボットの構造を設計していく。

  • 精密機械技術者・研究者

    電子・光学技術や知識を活かし、カメラ、時計、望遠鏡、顕微鏡、測定器などの精密機械の研究・開発をする。

    精密機械は現在の生活の中では欠かせない。例えば携帯電話にはデジタルカメラが付き、当たり前のように日常生活の中にある。また、医学の世界では極小化するカメラや高性能の顕微鏡、精度の高い測定器などによって飛躍的に治療や診断、手術の方法なども変化している。これらの精密機器の設計、開発、製造管理などを行うのが精密機械技術者。精密機器メーカーで活躍するのが一般的で、営業などと組み、どのような商品をどういう目的でどのくらいの形状にしたいかなど、十分に打ち合わせをして製作する。

  • プラント技術者・研究者

    石油や化学製品、電気などを製造するプラント(大規模な工場群)の設計をし、工事現場での施工管理も行う。

    工業地帯に行くと、石油や化学製品、電気などを製造する巨大なコンビナートが並んでいたり、大きな工場群が現れる。そのような大規模なプラント(工場)を設計し、施工管理するのが、プラント技術者。国内だけでなく、発展途上にある海外での仕事も多い。また、これまでのプラントを検証し、今後どのようなプラントを設計していけばいいかを研究する。環境がキーワードの昨今、単に効率や経済性を重視するのではなく、いかに環境を考えた安全性の高いプラントを作っていくか、そのための技術などを研究する研究者もいる。

  • 非破壊検査技術者

    構造物などの内部状態を調査

    素材や構造物を破壊しないで、放射線や超音波などのハイテク技術を使って、欠陥や疲労度を検査する技術者。老朽化した建造物や製品の状態を把握し、常に安全性を追求していくために必要な技術者だ。また、歴史的な建造物や製品など、破壊して検査することが難しいものでも活躍する。

初年度納入金:2024年度納入金(参考) 161万8000円 

神奈川工科大学 工学部 機械工学科の学科の特長

工学部 機械工学科の学ぶ内容

多岐にわたる「ものづくり」の分野で求められる高度な技術や知識を磨く
ロボットやEVカーといった最先端のものづくり、それらを支える製造技術や新素材の開発、そしてより良い未来のための環境保全や新エネルギーについて学べる3つのコースを用意。アイデアや理想を豊かに育みながら高度な技術や知識を磨き、一人ひとりの目標に合わせた力が身につく環境で学ぶことができます。
機械工学コース:航空・宇宙、ロボットなど最先端の分野で活躍できるエンジニアを育成
テクノロジーの発展に伴い、工学分野は幅広く、そして細分化された領域が誕生していますが、すべての“基盤”と言えるのが機械工学分野です。機械工学コースでは、工学の基礎を築きながら、航空・宇宙、ロボットなど幅広い領域を取り込んだ学びを展開。最先端分野で活躍できる応用力と創造性のあるエンジニアを育成します。
自動車システム工学コース:自動車の開発や最新技術を専門的に学べる環境とカリキュラム
自動車産業の本場ドイツでは多くの工科大学で自動車開発が学べる一方、日本には同様の環境はありませんでした。そんな状況を受け、自動車を専門的に学べる課程を2007年に開設。充実した教育研究環境のもと、自動車開発の一連のプロセス、EVやスマートモビリティなどの最新技術を学べる場として、高い存在感を示しています。
環境・エネルギー工学コース:4つの力学を学び、課題解決に臨機応変に対応できる能力を習得
環境・エネルギー問題への対応は、多彩な領域における対策を連携させることが重要です。機械工学の土台となる熱力学、流体力学、材料力学、機械力学は環境・エネルギー対策に直接的な根拠を提供できるものとも言えます。これら4力学の知識と情報処理能力を駆使し、効果のある対策を臨機応変に考えられる能力を習得します。

工学部 機械工学科の授業

実践型の授業「プロジェクト」を通して「ものづくり」に必要な力を養う
「機械工学プロジェクト」では、旋盤や溶接の技術修得から製図、機械製品の分解・組み立てなど、機械工学の全ての要素を体験します。自動車システム工学コースのプロジェクト教育では、ソーラーカー・プロジェクトや学生フォーミュラなどの競技会にも出場。さまざまな実践を通して自分の興味や適性を感じ取ります。

工学部 機械工学科の先生

  • point こんな先生・教授から学べます

    学んだ専門知識を活かして、自動車をゼロから作って走らせる!?自動車開発のプロセスを実践する授業

    機械工学科自動車システム工学コースは、未来へ向けどんな自動車を生み出すか―自動車の開発を学ぶコースだ。このコースの醍醐味は、3年生で行う自動車開発のプロセスを実践する授業。グループごとにゼミの専門分野を用いた自動車をゼロから作っていく。未来の自動車の製品開発に必要な、企画・設計・…

    神奈川工科大学の先生
  • point こんな先生・教授から学べます

    航空宇宙学の分野で活躍するエンジニアに!先端技術を駆使した研究や体験型の授業で専門性を深めていく

    豊かな創造性を備えた機械エンジニアを育てる機械工学科では、航空エンジニアの養成を目指す「航空宇宙学専攻」も設置。先端技術を駆使した研究を展開する。3年次に行う「航空宇宙プロジェクト」では、1グループ6人ほどで設定されたミッションに挑戦する。渡部先生の授業では、たたまれていたパネル…

    神奈川工科大学の先生

工学部 機械工学科の留学

海外での研修を通してこれからのエンジニアに欠かせないグローバルな視点を身につける
米国の協定大学において行われる「海外機械工学研修(1ヵ月/半年)」、英国やドイツの大学や企業などでモータースポーツの本場を体感する「海外自動車工学研修」など充実した国際プログラムを実施。実習型の研修で専門知識の修得と語学力や国際感覚を養います。

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神奈川工科大学 工学部 機械工学科の学べる学問

神奈川工科大学 工学部 機械工学科の目指せる仕事

神奈川工科大学 工学部 機械工学科の資格 

工学部 機械工学科の取得できる資格

  • 高等学校教諭免許状【工業】<国> (1種) 、
  • 高等学校教諭免許状【数学】<国> (1種) 、
  • 中学校教諭免許状【数学】<国> (1種) 、
  • 中学校教諭免許状【技術】<国> (1種)

工学部 機械工学科の受験資格が得られる資格

  • ボイラー・タービン主任技術者<国> (第1種:実務経験6年以上
    第2種:実務経験3年以上) 、
  • ファンダメンタルズ・オブ・エンジニアリング【FE】試験 、
  • プロフェッショナル・エンジニア【PE】試験 (FE合格後4年以上の実務経験が必要) 、
  • 作業環境測定士<国> (実務経験3年以上) 、
  • 第一種衛生管理者<国> (実務経験1年以上) 、
  • 三級二輪自動車整備士<国> (実務経験6ヵ月以上) 、
  • 建築設備士<国> (実務経験2年以上)

建築設備検査資格者(2年以上の実務経験が必要) 
昇降機検査資格者(2年以上の実務経験が必要)

工学部 機械工学科の目標とする資格

    • ITパスポート試験<国> 、
    • 無線従事者<国>

    G検定 ほか

神奈川工科大学 工学部 機械工学科の就職率・卒業後の進路 

工学部 機械工学科の主な就職先/内定先

    きんでん、高砂熱学工業、本田技研工業、マツダ、東芝、矢崎総業、日立Astemo、ルネサスエレクトロニクス、JVCケンウッド、スタンレー電気、プレス工業、IJTT、住友電装、日産オートモーティブテクノロジー ほか

※ 2023年3月卒業生実績

神奈川工科大学 工学部 機械工学科の入試・出願

神奈川工科大学 工学部 機械工学科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL 046-291-3000(入試課)

所在地 アクセス 地図
神奈川県厚木市下荻野1030 「本厚木」駅からバス 23分

地図

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