和裁特別専門コース

奈良きもの芸術専門学校和裁総合科和裁テクニカルコース

定員数：: 30人

伝統文化であるきものの幅広い知識とクリエイティブな和裁技術を修得。「高度専門士」を養成する、通学制コース

学べる学問

日本文化学

日本独自の文化について研究する

文学、芸術、民族、思想、日本語など、日本文化の特色をとらえ、日本の風土、歴史、社会などとの関連性を研究。異文化との比較研究も行う。

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服飾・被服学

快適な衣服や、服飾に関する理論と技術を研究する

快適な衣服とそれに付随する服飾に関する理論と製作について、素材、テキスタイル、デザイン、製造まで幅広く研究する。流通や販売も研究テーマとなる。

目指せる仕事

ブライダルスタイリスト

結婚式を挙げるカップルのためにブライダルファッションをトータルにアドバイス

結婚式を迎えるカップルのために、二人の魅力を引き出すスタイリングを提案。本人の希望はもちろん婚礼スタイル・会場などにも考慮し、ブライダルドレス選びからブーケ、ヘアメイク、立ち居振る舞いまでトータルにアドバイスします。

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ファッションバイヤー

流通業界の仕入れのプロ

デパートや専門店、スーパーマーケットなどで買い付け、仕入れを専門に行う。消費者ニーズを把握し、営業方針や企画に沿って売れる商品を仕入れるのが役目。流行に敏感な感性や売れるものを見極める目、的確な計算能力や交渉力などさまざまな能力が必要とされる。

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アパレルマーチャンダイザー

アパレル商品の販売をトータルでコーディネートする

市場調査をもとにシーズンごとに移り変わるファッションの流行を予測し、どの商品をどれだけ作るか、価格はいくらにするか、どの店舗にどれだけ置くかなどを決めていくアパレル業界の専門職。一つの商品に関して、企画・開発から、販売計画の立案、仕入れ、さらに販売促進活動や広告・宣伝までを一貫して担当するのがこの仕事の特色。ファッションやマーケティング、流通ビジネスに関する専門的な知識はもちろん、情報収集力につながる感性や好奇心、積極性や営業手腕なども求められる。

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ファッションコーディネーター

シーズンごとにショップの方針を決定

アパレルメーカーのショップ担当者、小売店経営者としてシーズンごとの営業戦略を立てる。どんな服をどれだけ仕入れるのか、そのコンセプトは何か、どうやって売るかなどを企画し、担当のバイヤーに仕入れの方針を提案したり、時には自ら買い付ける。

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ファッションアドバイザー

服選びなどのアドバイスを行う

専門店やデパートにおいてその人に合う洋服選びや小物などとのコーディネイトの仕方をアドバイスするのが仕事。担当している商品に対する知識はもちろん流行にも敏感であることが求められる。人当たりのよさも大切な資質。

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和裁士(R)

和服を仕立てる針仕事のプロ

反物から長着や羽織、襦袢(じゅばん)、袴などを仕立てる。反物のイロハから、帯や羽織、打ち掛け、留め袖など、さまざまな縫製に対して、高度な技術と知識の習得が必要。一人前になれば、独立して仕事を請け負ったり、講師として教室を開くことも可能。(※和裁士(R)は一般社団法人日本和裁士会によって登録された商標)

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着付け

和服を美しく着せるプロ

一人で着物を着ることができる人が少なくなったなか、手早く美しく和服を着せることを仕事とし、結婚式場や美容院などで活躍している。着付けだけでなく、個性や場面にふさわしい着物や帯、小物を選ぶ手伝いをしたり、メークのアドバイスを行うことも。

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きものアドバイザー

個性にあった着物を選ぶプロ

仕事内容は勤め先によって3つに大別される。着付け教室では講師として着付け技術を指導。着物の専門店やデパートの呉服売場では、販売のスペシャリストとして着付けやメイクのアドバイスも行う。貸衣装店や結婚式場の衣装室ではトータルコーディネイトを担当する。

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和服店員・店長

和装の種類や日本の伝統文化の知識を生かしてきものを販売する仕事

和服を販売する呉服店の店員・店長。きものには大きく分けて「染め」「織り」の2種類があり、着るシーンに応じても留袖、小紋、紬などの種類がある。染物・織物の産地もさまざまだ。きものや帯に関するこのような専門的な知識や、日本の伝統文化や風習に関する知識を生かして、お客様のニーズに応じた商品を提案し、販売する。きものの素材や管理方法に関する専門知識や着付けの技術も必要。最近では、ファッションの流行に目配りし、「今のおしゃれ」にきものを生かすための提案を求められることも多い。

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染色家

技法を駆使して布を染める

布地の柄をデザインし、染色する。型染、友禅染、ろうけつ染、しぼり染などさまざまな伝統技法で絞り染めたり、描き染めたりするのが仕事。着物だけにとどまらず広くテキスタイルの分野で活躍。微妙な色彩センスやデザイン、絵の要素も必要となる。

初年度納入金：	2025年度納入金（予定） 82万円
年限：	4年制

奈良きもの芸術専門学校和裁総合科和裁テクニカルコースの学科の特長

和裁総合科和裁テクニカルコースの学ぶ内容

４年間で上級の「クリエイティブ」な和裁技術と知識を修得します: ４年間で上級の「クリエイティブ」な和裁技術と知識を修得し、「高度専門士」を養成する通学制のコースです。在学中に和裁技能士(国家資格）取得を目指します。

和裁総合科和裁テクニカルコースのカリキュラム

着付け・茶道・華道・マナー等の和文化も本格的に学習し、資格や免状を目指します: 縫えるだけの「技術者」ではなく、きもの業界すべてに対応した「きものスペシャリスト」の養成が目標。そのため、着付けはもちろん、茶道、華道、マナー、コンピュータ実習など様々なソフトウェア科目に関しても専門の先生から毎週学習します。資格や免状を取得することができるので、幅広い進路の実現にも繋がっています。

和裁総合科和裁テクニカルコースの実習

一枚のきものをすべて自分で手がける「一貫システム」を採用。だから“やりがい”も大きい！: 和裁実習は、1年次から一枚のきものを裁断から仕上げまで自分で手がける「一貫システム」を採用。部分縫いの分担作業では見えにくい全体像を初歩の段階から考えることで、体型にあったきものを仕上げる技術と知識を修得します。また、一枚のきものを最初から最後まで手がけることで、確かなやりがいを実感できます。

和裁総合科和裁テクニカルコースの卒業生

point 先輩の仕事紹介

法衣の修繕が大好き！難しい作業も担当できるように技術を磨いていきたいです！

法衣・和服のクリーニング、修繕、縫製、しみ抜き、染色加工を行う株式会社山口西光堂で、お寺様からお預かりした法衣の修繕、検品、たたみ上げを担当しています。宗派によって種類が違ったり、どのように使われているかによって直し方も変わってきます。修繕の仕方が法衣ごとに異なるのが楽しいですし…

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和裁総合科和裁テクニカルコースの卒業後

「高度専門士」の称号を付与。きもの業界屈指の企業への就職や和裁士としての独立を目指します: 「高度専門士」は大学卒と同じように、大学院への入学資格が得られるほか、国家公務員における待遇も大学卒と同じとなる、文部科学大臣が認める称号です。4年で培った確かな技術とこの称号を持って、卒業後は、きもの業界屈指の企業への就職や、和裁技能士としての独立を目指します。

和裁総合科和裁テクニカルコースの雰囲気

近鉄奈良駅から徒歩で約2分。古都・奈良の街並みはきものが似合います: 和の文化が息づく、華やかな古都・奈良の中心部に立地。近鉄奈良駅から徒歩2分、JR奈良駅から徒歩10分と、通学や生活にも便利です。近くには、奈良公園や東大寺、春日大社などの名所や歴史的建造物がいくつもあり、少し歩けば江戸時代の町家が残る「ならまち」も。「きもの文化」を学ぶのに適した環境です。

和裁総合科和裁テクニカルコースの入試

オンライン受験可能なAO入試は6月1日エントリー開始。入学金の負担も軽減されます: 早期から受験ができるAO入試は、6月1日からエントリーを開始します。面接による人物評価のみで合否を決定し、合格内定者は入学金から5万円を免除。面接会場は「本校・夏の全国説明会・オンライン」から選択が可能です。開催中の「体験入学・全国説明会・オンライン説明会」では面接の内容についてもご案内しています。