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私立大学/東京・埼玉

トウキョウデンキダイガク

東京電機大学 工学部 機械工学科

定員数:
110人

機械工学の基礎となる「材料」「機械」「流体」「熱」の4力学の学びを重点に置き、応用力に優れた技術者をめざす

学べる学問
  • 機械工学

    我々の生活に欠かせない“機械”について科学し、研究する

    機械工学は、生産機械や自動車、医療機器といった機械やその部品などについて、設計から材料の加工、実際の使用方法までと、実に広大な領域を扱う学問です。試行と分析を繰り返す地道な研究を通じて、よりよいものを作り出すことを目指します。まずは基礎となる力学や数学、設計に使うソフトウエアの使い方や関連する各学問について学ぶことで基礎を固め、徐々に専門的な学びへと進んでいきます。多くの授業では実習や実験が行われ、実際に手を動かしながら、知識や技術、機械工学研究の手法などを身につけていきます。ものづくりをしたい、なかでも目に見えるものを作りたいという人に向いています。卒業後の進路は、機械系はもちろん、材料系や、電気・電子関連にも広がります。また、機械でものを作っている企業では必ずそれを扱う人が求められるため、こうした職種で活躍することもできます。

  • 航空・船舶・自動車工学

    航空・船舶・自動車について科学し、それらの安全性、快適性などを研究する

    機械工学のさまざまな研究成果が生かされた応用編にあたる。実験や実習を通して、輸送用機械及び乗物としての効率や精度などを追求すると同時に、安全性や快適性、環境へのやさしさなどを研究する。

  • システム・制御工学

    さまざまな科学技術を制御し、管理する技術について研究する

    さまざまな分野の工学や科学技術を対象に、実験・実習を通してそれらを統合し管理する方法を学び、生産システムや企業の経営システムなどのあらゆる場面で応用していく。

  • 材料工学

    現代社会が求める新機能をもつ材料を開発

    材料工学とは、新たな材料を生み出すことや、それらを活用するための技術を開発・研究する学問です。「そのままでは有効活用が難しい」とされている物質でも、加工することによって利用価値の高い「材料」にできます。まず、化学、物理、数学といった科目と、材料工学の基礎を学びます。ここで物質の特性をしっかりと理解し、次のステップとして、現在使われている材料について、実験も交えて身につけていきます。金属、無機、有機材料について横断的に学ぶことで理解を深め、専門的な学びや研究へと進んでいきます。

目指せる仕事
  • 商品企画・開発

    過去の販売データや消費者の嗜好を分析して新しい商品を生み出す

    メーカーなどで新しい商品を企画し、開発する担当者。過去の販売データやトレンド、競合する商品の特徴、消費者から寄せられた声などを分析し、魅力的な新製品を企画。価格設定や販売戦略まで携わるケースも多い。今は、過去に売れた商品を踏襲しても売り上げが伸びなくなっているので、今までにない画期的な商品、独自の工夫を凝らした商品が求められている。その意味で商品企画・開発に期待される役割は大きくなっており、大ヒット商品を生み出した企画・開発担当者はマスコミなどで注目されることも少なくない。

  • 機械技術者・研究者

    機械製品や部品の設計から開発まで

    家電製品、通信機器、OA機器など、様々な機械製品の設計・開発をはじめ、製品に必要なパーツとなる部品の製作も手がける。設計用の製図を描いたり、部品の構造や形状・寸法、使用材料など全体の製作工程に関する知識や技術が必要となる。製造後も、改良ポイントの整備をはじめ、新しい技術の導入など常に進歩が求められる。

  • CAD技術者

    CADを使って正確な図面を作成する

    建築会社、自動車、家具など製図が必要な各種のメーカーで、CADを使った図面製作を担当する。設計者が描いたラフスケッチを正確な図面におこしたり、指示に従い図面の訂正をするなどの仕事が中心。

  • ロボット設計技術者

    安全性・生産性の高いロボットを作る

    産業分野では、危険を伴う作業を安全に行ったり、生産性を向上するためにさまざまな産業用ロボットが活躍している。主に、それらのロボットの設計にかかわる仕事。効率よく作業をさせるためのシステム選びや部品選びをし、作業能力の高いロボットの構造を設計していく。

  • 精密機械技術者・研究者

    電子・光学技術や知識を活かし、カメラ、時計、望遠鏡、顕微鏡、測定器などの精密機械の研究・開発をする。

    精密機械は現在の生活の中では欠かせない。例えば携帯電話にはデジタルカメラが付き、当たり前のように日常生活の中にある。また、医学の世界では極小化するカメラや高性能の顕微鏡、精度の高い測定器などによって飛躍的に治療や診断、手術の方法なども変化している。これらの精密機器の設計、開発、製造管理などを行うのが精密機械技術者。精密機器メーカーで活躍するのが一般的で、営業などと組み、どのような商品をどういう目的でどのくらいの形状にしたいかなど、十分に打ち合わせをして製作する。

  • プラント技術者・研究者

    石油や化学製品、電気などを製造するプラント(大規模な工場群)の設計をし、工事現場での施工管理も行う。

    工業地帯に行くと、石油や化学製品、電気などを製造する巨大なコンビナートが並んでいたり、大きな工場群が現れる。そのような大規模なプラント(工場)を設計し、施工管理するのが、プラント技術者。国内だけでなく、発展途上にある海外での仕事も多い。また、これまでのプラントを検証し、今後どのようなプラントを設計していけばいいかを研究する。環境がキーワードの昨今、単に効率や経済性を重視するのではなく、いかに環境を考えた安全性の高いプラントを作っていくか、そのための技術などを研究する研究者もいる。

  • 電子機器技術者・研究者

    電子回路の組み込まれた製品の開発・研究

    冷蔵庫やテレビなどの家電製品をはじめ、パソコンやインターネット技術などあらゆる電子機器の回路設計や製造技術などの開発を行う。電子回路そのものの研究や、新たな電子機器への応用技術などを研究する人もいる。

  • 金属・材料技術者

    さまざまな金属やセラミックなどの新素材の開発をしたり、製品の製造現場での新しい技術を開発したりする。

     モノを作る現場では、モノを作るための素材が必要になる。機械などの場合は、さまざまな金属やセラミックなどの新素材がそれ。どういう目的で、どんな形状のものを作るかという話になった際、重要なのがこの材料。目的にかなった強度や加工のしやすさ、耐久性など、材料次第でうまくいくことも失敗することもある。しかも、商品にするためには、コスト管理も欠かせない。そのような金属や材料に関しての専門知識を持ち、時には新しい素材の開発を行ったり、加工技術に工夫を凝らしたりするのが金属・材料技術者。

  • 非破壊検査技術者

    構造物などの内部状態を調査

    素材や構造物を破壊しないで、放射線や超音波などのハイテク技術を使って、欠陥や疲労度を検査する技術者。老朽化した建造物や製品の状態を把握し、常に安全性を追求していくために必要な技術者だ。また、歴史的な建造物や製品など、破壊して検査することが難しいものでも活躍する。

初年度納入金:2024年度納入金(参考) 167万1660円 

東京電機大学 工学部 機械工学科の学科の特長

工学部 機械工学科の学ぶ内容

基礎的知識を応用できる力と論理的思考力を養い、先端を切り開ける機械工学技術者を育成
機械工学の基礎となる「材料」「機械」「流体」「熱」の4力学の学びに重点を置き、新分野の展開に欠かせない力を培う。さらに、宇宙産業の進展や水素社会の到来を見据えて、技術革新の激しい現代社会で幅広く活躍し、先端を切り拓ける機械工学技術者を育成する

工学部 機械工学科のカリキュラム

数学や物理といった力学の基礎を学び、技術者としての土台をつくる
機械工学は、日常的に利用する機器などをいかに高精度、高効率、高機能に実現するかを学ぶ。そのために基礎となる科目を十分に身につける。また、基礎を学ぶことが機械工学を新しい分野へ展開する際に最も役立つという考えのもと、基礎科目を重点的に学べる環境が整えられている
企業が求める、機械工学全般の知識を持ったジェネラリストをめざす
企業が機械工学科の学生に求めるのは採用後の適性範囲の広さであり、機械工学のジェネラリストである。幅広い学習分野の中からできる限り多くの専門科目を幅広く履修する機会を用意している。また、多くの実験・実習科目、そして卒業研究により、実社会で求められる課題解決能力、情報収集能力が養える

工学部 機械工学科の研究室

原生動物の行動制御とその機械への応用
「メカトロニクス研究室」では、生物と知能機械の接点として「生物のような機械」、「生物と機械の融合」、「生物を扱う機械」の3テーマに取り組む。微生物を生きたマイクロマシンとして利用したり、柔らかいアクチュエータや生物を模倣したロボットも開発

工学部 機械工学科の学生

  • point キャンパスライフレポート

    変革の時期にある自動車業界で柔軟な思考力を発揮したい!

    自動車業界に携わることが目標だったため、機械の知識を幅広く身につけられる機械工学科を選択しました。就職に強い大学であったことも東京電機大学を選ぶ決め手になりました。

    東京電機大学の学生

工学部 機械工学科の卒業後

就職に強い大学!
実習や実験に重点を置いた教育、また最新の教育設備が整った環境は、企業からの評価が高く、就職率は過去3年間の平均で98.3%(2023年3月卒業生実績、就職率98.7%、就職者数1566名)。110年以上の歴史と実績から優秀な卒業生を数多く輩出、技術者として幅広く活躍している

工学部 機械工学科の施設・設備

東京・北千住駅から徒歩1分!4年間、通学キャンパスは同じ!
東京・北千住駅東口(電大口)から徒歩1分の「東京千住キャンパス」は、最先端の教育・研究施設だけでなく、カフェ、ラウンジ、屋上庭園など、充実した学生厚生施設も整備。「ものづくりセンター」では金属3Dプリンターが導入されるなど、ものづくりの環境が充実している

東京電機大学 工学部 機械工学科の学べる学問

東京電機大学 工学部 機械工学科の目指せる仕事

東京電機大学 工学部 機械工学科の資格 

工学部 機械工学科の取得できる資格

  • 高等学校教諭免許状【数学】<国> (1種) 、
  • 高等学校教諭免許状【情報】<国> (1種) 、
  • 高等学校教諭免許状【工業】<国> (1種) 、
  • 中学校教諭免許状【数学】<国> (1種)

工学部 機械工学科の受験資格が得られる資格

  • ボイラー・タービン主任技術者<国> (1種・2種) 、
  • ボイラー技士<国> (特級・1級・2級) 、
  • 建設機械施工管理技士<国> (1級・2級) 、
  • 建築設備士<国> (実務経験2年必要) 、
  • 建築施工管理技士<国> (1級・2級)

東京電機大学 工学部 機械工学科の就職率・卒業後の進路 

工学部 機械工学科の就職率/内定率 98.7 %

( 就職者数1566名/大学全体 )

工学部 機械工学科の主な就職先/内定先

    キーエンス、キヤノンセミコンダクターエクィップメント、コイト電工、コニカミノルタ、商船三井、スズキ、SUBARU、大成建設、日産自動車、日本精工、能美防災、東日本高速道路、日立テクノロジーアンドサービス、三菱電機、国土交通省 関東地方整備局 ほか

※ 2023年3月卒業生実績

(主な就職先は機械工学科全体の実績 ※大学院修了者含む)

東京電機大学 工学部 機械工学科の入試・出願

東京電機大学 工学部 機械工学科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒120-8551 東京都足立区千住旭町5番
入試センター TEL 03-5284-5151 nyushi@jim.dendai.ac.jp

所在地 アクセス 地図
東京千住キャンパス : 東京都足立区千住旭町5番 JR・地下鉄・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス「北千住」駅東口(電大口)から徒歩1分
京成本線「京成関屋」駅から徒歩7分

地図


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