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グラフィックデザイナー

雑誌や広告で“伝えたいこと”をデザインして表現する
雑誌や広告、宣伝媒体、商品のパッケージなど、印刷物の紙面をデザインし、ビジュアル的効果を高めるのが仕事。アート面でのセンスが問われるのと同時に、流行を読み取る洞察力と、時代にマッチした感性も欠かせない。
グラフィックデザイナー
POP広告クリエイター技能審査試験

グラフィックデザイナー

消費者の心をつかみ、商品の購買意欲を高めるためのPOP広告を作る
さまざまな店やスーパーで見かける「大特価」「記念セール」などと描かれているカードやポスター。これらはPOP広告と呼ばれ、さまざまな書体の文字やイラストを使って商品の特色を消費者にアピールし、購買意欲を高めようというもの。そうしたPOP広告を制作する技能を認定するのがこの資格。試験は年2回実施され、資格の主催団体である(社)公開経営指導協会が行う通信講座で4カ月ほど勉強してから受験する人も多い。
DTP検定

グラフィックデザイナー

印刷物に関するコースが職種別に2コース。目的別にDTP技術を評価
DTPが必要とされる場所としては印刷会社と出版社が主だが、一般企業内でもDTPスキルはニーズが高い。そこでDTP検定では受験コースを分け、「ディレクション」では、商業印刷物の進行を的確にするために必要な知識、「ビジネス」では、社内資料や企画書などの印刷物を、読みやすく伝えやすいものに作成するための知識などが問われる。
DTPエキスパート認証試験

グラフィックデザイナー

出版・印刷業界で必須な誌面づくりを、文字出力から各業務のとりまとめまで管理
文字入力、誌面レイアウトやデザイン、データ出力までをまかなうのがDTP。DTPエキスパートは、それらの具体的な作業のみならず、制作に携わる編集者やデザイナー、印刷会社をとりまとめ、業務がスムーズに進行するよう指示・管理する、スーパーバイザー(監督者、管理者)としての役割も担う。試験は年2回。マークシート方式の筆記試験と、課題材料を持ち帰り14日以内に作品と制作ガイドを提出する課題制作からなる。
全国のオススメの学校
全国のオススメの学校
今回話を聞いたのは
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、
グラフィックデザイナーの馬渕智浩さん
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
1978年設立。通称JAGDA。東京オリンピックのポスターをはじめ数々の名作を残した故・亀倉雄策らを中心に設立されたグラフィックデザイナーの全国組織。現在約3000名の会員を擁する。年鑑の発行、展覧会やシンポジウムの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、多岐にわたる活動を通じてグラフィックデザイナーを支援している。
馬渕智浩さんのプロフィール
DTPオペレーターを経験したのち2003年8月より制作会社のグラフィックデザイナーとして入社。2017年5月より独立し(株)バンダイ(現Bandai spirits)が運営するキャラクターコラボのカフェ(Charabread、ラスカルベーカリー)などのロゴデザインを中心に各種プロモーションツールなどの制作を通じ、ブランディング全般を担当。その他、個人事業者の名刺から大手企業のプロモーションツールまで幅広くデザインを手がけGDdesignとしてフリーランスの活動をしている。(取材協力・監修/2020年9月10日更新)

グラフィックデザイナーの学校の選び方

POINT
グラフィックデザイナーとして働くために公的な資格などは必要ありませんが、大学や短大、専門学校に進学し、デザインの基礎を身につけておくとよいでしょう。就職面では大学でデザインを学んだ人が有利に働くこともあるようです。特に大手広告代理店や一部のデザイン事務所などでは、美術系の大学へ進学しグラフィックデザインの技術と理論を総合的に学んだ人を採用する傾向にあります。早く社会に出て、実践を積むなかでデザインスキルを磨きたいと考えるなら、短大や専門学校で2年間集中的に学ぶのもよいでしょう。

グラフィックデザイナーに求められる人物は?適性を知る

POINT
グラフィックデザイナーとして仕事をするためにまず必要なことは、グラフィックソフトを使いこなし、実務作業をスムーズに行えること。さらに、視野を広げて感性を磨くことや、伝えたいことを表現するための最善の表現方法を常に探す姿勢なども、クリエイターとして重要です。また、さまざまな立場の人とかかわり合いながら仕事を進めるため、社会人としての一般常識を心得ておくなど、コミュニケーション能力の高さも求められます。

グラフィックデザイナーの必要な試験と資格は?

POINT
グラフィックデザイナーになるための資格や免許は特にありませんが、基本的なグラフィックソフトが使えることは、就職をする時の必要最低条件です。取得していれば就職に有利になるというわけではありませんが、民間ではさまざまなデザイン系の資格試験を実施しています。資格取得のために勉強することは、もちろんスキルの向上にもつながりますし、自分のスキルはどの程度なのかを知ることもできるでしょう。ここで紹介する資格は、グラフィックデザイナーになるために必要な資格ではありませんが、自分のスキルの確認や、スキルの向上などの目的で受験するのもよいでしょう。

グラフィックデザイナーを目指せる学校の学費(初年度納入金)

POINT
大学・短大
初年度納入金
38万円
 ~ 206万 8230円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
43万 1000円
 ~ 175万 800円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※ 
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
グラフィックデザイナーの仕事内容

グラフィックデザイナーの仕事内容

グラフィックデザイナーは雑誌や広告、ポスター、カタログ、書籍の装丁、商品のパッケージなど、主に紙媒体を中心にデザインをする仕事です。制作物によって仕事の流れは多少異なりますが、一般的には依頼主から依頼を受けてデザイン制作をします。ひとつの制作物を作り上げるには依頼主としっかり打ち合わせをして、制作物を通して何を伝えたいかという依頼主の意向を理解したうえでデザインしていきます。グラフィックデザイナーの仕事にはさまざまありますが、カタログやポスターなどの広告制作や、雑誌や書籍などのデザインを手がけるエディトリアルデザインが主流です。それぞれの一般的な仕事の流れを紹介します。

グラフィックデザイナーの気になる?年収・給料・収入

POINT
グラフィックデザイナーの収入は、働き方や働く場所によって異なります。広告代理店や制作会社に就職した場合は、企業規模が大きいほうが収入も多くなる傾向があるようです。また、個人デザイナーによる小さなデザイン事務所では、仕事を覚えられる機会は多いものの、収入はあまり期待できないことも。また、独立してフリーランスになれば、労働時間は同じでも、会社勤めをしていたときよりも多く報酬を得られる場合もありますが、仕事のやり方によって収入の差が大きく出るようです。

グラフィックデザイナーの就職先・活躍できる場所は?

POINT
グラフィックデザイナーとしてどのような仕事に携わるかは、就職先によって異なります。広告代理店や広告制作会社に入社すれば、広告関連の仕事を多く手がけることになりますし、雑誌やカタログなどの制作を請け負うデザイン事務所に就職すれば、幅広い仕事にチャレンジすることもできます。また、会社で経験を積んだ後、フリーランスとして独立する場合もあります。
  • 印刷会社
  • 広告代理店
  • 出版関連制作プロダクション
  • 出版社

グラフィックデザイナーのズバリ!将来性は?

POINT
時代の流れとともに、グラフィックデザイナーに求められる役割も変化してきています。これまでは雑誌やカタログなどの紙媒体が主流でしたが、スマホやタブレットの普及に伴い、ウェブ媒体に注目が集まっていることから、ウェブデザイナーのような仕事を依頼されることも増えてきているようです。さまざまな仕事に対応できるようなスキルを磨いておくことは、グラフィックデザイナーとして働き続けるためにも必要だといえるでしょう。

グラフィックデザイナーの先輩・内定者に聞いてみよう

グラフィックデザイナーを育てる先生に聞いてみよう

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デザイナー、プログラマー、エンジニア、企画等で活躍できます
静岡理工科大学
情報学部 情報デザイン学科
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デザイナーとして活躍するために必要な人間力を伝える先生
専門学校 東京デザイナー・アカデミー
グラフィックデザイン学科
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「考える」ことのできるクリエイターを育成する先生
あいち造形デザイン専門学校
グラフィックデザイン学科

グラフィックデザイナーを目指す学生に聞いてみよう

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納得のいくものをつくるために、もっとデザイン力を上げたい!
あいち造形デザイン専門学校
デザイン学科グラフィック・広告コース(2025年4月グラフィックデザイン学科に変更)
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未経験でも大丈夫!学びながら自分に合った進路に出会えます
東洋美術学校
クリエイティブデザイン科 高度コミュニケーションデザイン専攻

好奇心の授業

グラフィックデザイナーのやりがいを聞いてみよう

グラフィックデザイナーの大きな役割は、伝えたいことをいかにデザインで表現するかということ。どのような書体を使うか、色はどうするか、写真の雰囲気はどうするかなど、試行錯誤を繰り返し、依頼主とのやりとりを重ね、時間をかけてひとつのデザインを完成させます。そのため、深夜まで仕事をしなくてはならないこともありますが、苦労して完成したデザインが、依頼主や読者の心に届いたときに、やりがいやよろこびを感じ、忙しい毎日の原動力になるという人が多いようです。

グラフィックデザイナーの志望動機を教えて!

もともと絵を描くのが好きだったり、趣味でものづくりをしたり、昔から創作することが大好きで、「好きなことを仕事にしたい」という思いをもつようになったという人が多いようです。グラフィックデザイナーの仕事は、場合によっては深夜まで残業をしなくてはならないなど体力的にもハードなこともありますが、好きなことが仕事につながっているという強い思いがあれば、厳しい状況も乗り越えられることもあるようです。自分の特技を仕事にどう生かしていきたいのか、仕事を通してどのように成長していきたいのかなどを、グラフィックデザイナーになりたいと思ったときに一度自分に問いかけてみるのもよいでしょう。
もっと詳しく調べてみよう

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グラフィックデザイナーの1日のスケジュール

COLUMN
グラフィックデザイナー1日のスケジュールは、広告代理店やプロダクション、個人事務所・フリーランスなどの働く場所だけでなく、広告やポスター、チラシ、商品パッケージといった制作ジャンルによっても異なります。今回はプロダクションと個人事務所という2つのケースを見ていきましょう。

グラフィックデザイナーの1年目はどうだった?

COLUMN
グラフィックデザイナーとして働くには、大学や専門学校を卒業して広告代理店やデザイン事務所に就職したり、アルバイトで入ったりと、なるためのルートはいくつかあります。では、グラフィックデザイナーの1年めは、どのように仕事をしていくのでしょうか。代表的な過ごし方を見ていきます。

グラフィックデザイナーの持ち物を見せて!

COLUMN
室内での作業がメインとなるグラフィックデザイナーですが、打ち合せや撮影の立ち会いなど、案件へのかかわり方やポジションによって外出する機会も意外とあります。その際、カバンの中にはどのようなものを入れて持ち歩いているのでしょうか。気になるカバンの中身を見せてもらいました。

グラフィックデザイナーに会いに行こう

COLUMN
よほど有名なデザイナーではない限り、なかなか表だって仕事ぶりを知る機会が少ないグラフィックデザイナーですが、どうすれば会って話を聞くことができるのでしょうか。なかなか会えるところの想像がつきにくいグラフィックデザイナーと接触するための方法を、いくつか紹介していきましょう。

グラフィックデザイナーのキャリアパス

COLUMN
グラフィックデザイナーとして働いていった場合、その先にはどのような未来が待ち受けているのでしょうか。実はデザイナーという職種は、担当する業務や役割の内容によっていくつかの段階があります。グラフィックデザイナーとして考えられるキャリアについて見ていきましょう。

グラフィックデザイナーの20年後、30年後はどうなる?

COLUMN
AIの発展とともに、既存の職種がどのように変化していくのかということがよく話題になりますが、グラフィックデザイナーにとっては、AIはどのように影響してくるのでしょうか。紙やWebなど媒体事情も加速度的に変化していくなか、グラフィックデザイナーの20年後、30年後を考えてみました。

グラフィックデザイナーになるために今から役立つ経験

COLUMN
将来グラフィックデザイナーになるためには、どのような勉強や取り組みが役立つのでしょうか。単純に考えると特に美術に力を入れておけばいいように感じるかもしれませんが、実際のところはどうなのかを、高校時代に経験しておくことがいいことも合わせて、現役のグラフィックデザイナーに聞いてみました。

グラフィックデザイナーになるための勉強時間・やり方

COLUMN
グラフィックデザイナーには明確な資格などは特にありませんが、なるためには大学や専門学校など、さまざまなルートが存在します。では、グラフィックデザイナーを志望する場合、どのような勉強をどれほどやっておけばいいのでしょうか。現役のグラフィックデザイナーの経験をもとに紹介していきます。

グラフィックデザイナーが仕事に就くとき悩んだことは?

COLUMN
どうしたらグラフィックデザイナーになることができるのか、グラフィックデザイナーとしてやっていけるのかどうかについて、現場で活躍している現役のグラフィックデザイナーも、就職当時はいろいろと悩んでいたようです。どのようにして乗り切ったのかも合わせて見ていきましょう。

グラフィックデザイナーの楽しいことと大変なこと

COLUMN
パソコンに向かって作業するだけでなく、クライアントの意向を汲み取って制作や修正をする必要があるなど、グラフィックデザイナーの業務には、さまざまなステップがあります。そうやって働いていくなかで、どういったできごとに楽しさや大変さを感じているのでしょうか。いくつかの事例を見ていきます。
全国のオススメの学校
全国のオススメの学校
POP広告クリエイター技能審査試験の就職先

POP広告クリエイター技能審査試験の就職先

スーパー、小売店、デザイン事務所などで働く。実力があればフリーランスで活躍することもできるだろう。パソコンによるPOP広告作成も増えているので、パソコンのグラフィックソフトなどを操作する技能も身につけておきたい。
グラフィックデザイナーをとるには

POP広告クリエイター技能審査試験をとるには

POP広告クリエイター技能審査試験の受験資格

資格制限はないが、実務経験の目安は1年程度以上か、専門学校等でPOP広告作成に関する学習をしているレベルの能力が必要とされている。

POP広告クリエイター技能審査試験の合格率・難易度

合格率
91%
2022年度

資格団体

(一社)公開経営指導協会
電話:03-3542-0306
URL:http://www.jcinet.or.jp/
全国のオススメの学校
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DTP検定の就職先

DTP検定の就職先

職種別にコースが分かれているので、総合すると、活躍の場は非常に幅広い。受講者の40%余りが、DTP技術者が最も力を発揮する場所とされている印刷・デザイン関連の職に就いているが、商社・サービス業、マスコミ、メーカー勤務者など、残り約6割は、さまざまな現場で活躍しているビジネスパーソンと、学生やフリーランスなどが占める。これはコースが目的別に分かれているためで、目的に応じた技術を身につければ、エキスパートとして需要に応えられる。
グラフィックデザイナーをとるには

DTP検定をとるには

DTP検定の受験資格

制限なし。

DTP検定の合格率・難易度

合格率
64%(ディレクション)、 87%(ビジネス)
2022年度

資格団体

(株)ボーンデジタル
電話:03-5215-8665
URL:https://dtpkentei.jp/
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全国のオススメの学校
DTPエキスパート認証試験の就職先

DTPエキスパート認証試験の就職先

印刷会社や出版社はもちろん、DTP専門の会社やデザイン事務所、広告代理店などでも、知識と技術を発揮できる。デザインセンスや技術も身につけておくと、独立しても仕事の幅が広がる。またXMLなどディジタルの知識も要求されるため、システムやネットワークに関する知識も身につく。取得しても2年後に更新試験を受ける必要があるが、それだけ現場の進展が早く、常に即戦力が求められることの証でもある。最近はDTPとあわせてホームページ制作を手がける人も多いので、今後ますます多方面からの関心が集まり、活躍の場は広がりそうだ。
グラフィックデザイナーをとるには

DTPエキスパート認証試験をとるには

DTPエキスパート認証試験の受験資格

制限なし。

DTPエキスパート認証試験の合格率・難易度

合格率
56.1%(学科)、67.6%(実技)
2022年度8月実施(第58期)

資格団体

(公社)日本印刷技術協会 資格制度事務局
電話:03-3384-3115
URL:http://www.jagat.or.jp/cat5/

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