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今回話をしてくれたのは

東放学園映画アニメCG専門学校
1972年創立。東放学園を母体とし、映画・ミュージックビデオ・CM・アニメ・小説など、エンターテインメント業界で活躍するクリエイターの育成を行っている。
アニメーターになるには

アニメーターになるのに必要な学歴や資格などはありません。アニメーターに求められるのは、まず絵のうまさです。それに加えて、仕事として発注者の意図に沿った絵が描ける理解力や柔軟性などが必要です。未経験者を採用するアニメ関連会社もありますが、アニメについての知識や技術を学校で学ぶのが、アニメーターになる一般的な方法です。また、学校に通わずに独学で画力を身につけてアニメーターを目指す方法もあります。
アニメーターの学校の選び方

アニメ関連の知識と技術を学ぶ場には、大学・短大や専門学校などがあります。学科としては、アニメを含む幅広い芸術分野が対象のところや、よりアニメ関連の教育に絞り込んだカリキュラムのところなどがあります。アニメに絞り込んだ学科は、専門学校などに多く見られます。同じ学科名でもカリキュラムには特徴や違いがあるので、自分にふさわしいのはどこかを事前によく調べることが大切です。専門学校などの修業年限は2年が多いですが3年のところもあります。
アニメーターに求められる人物は?適性を知る

アニメーターに求められる最大の能力は、画力です。その根底に、絵を描くことが好きだという気持ちは欠かせませんし、常に絵と向き合い、どんな時も絵を描き続けるというような根気強さが必要になります。また、画力アップのために、日々の努力を怠らない向上心も求められます。さらに、画面にスムーズな動きが表現できるよう、実際の人の動きを細かく観察する目や、物を立体的に把握する造形力も必要です。
アニメーターの必要な試験と資格は?

アニメ関連会社に就職する際に受ける入社試験は別にして、アニメーターになるために必須の試験や、アニメーターとして働く際に必要な資格などはありません。実力が認められれば、学歴や経歴などに関係なくアニメーターになれます。かつては鉛筆による手描きが主流でしたが、近年はタブレットを使ったデジタル作画が主流になっているので、CGクリエイター検定の資格を取得しておくとよいでしょう。また、「色」について理論的・体系的な知識を得ることができる色彩検定の受験も、絵を描くアニメーターにとって有効でしょう。
アニメーターを目指せる学校の学費(初年度納入金)

大学・短大
初年度納入金
38万円
~ 194万
3000円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
84万円
~ 170万
800円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。

アニメーターの仕事内容
アニメ制作は、プロデューサー、監督、脚本、音響などさまざまな担当者が携わります。そのなかでも重要なのがアニメの絵を描くアニメーターの仕事で、動画、原画などを担当します。一般的には動画マンからスタートし、経験を積み実力を認められることで、原画マン、作画監督、キャラクターデザインとステップアップしていきます。
アニメーターの気になる?年収・給料・収入

一般社団法人日本アニメーター・演出協会の「アニメーション制作者実態調査2023」によるとアニメーション制作者の平均年収は455.5万円と報告されています。また、一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟の「第1回 アニメ業界の働き方に関するアンケート」によると43%のアニメーターが月収20万円未満である一方、他業界の会社員の平均年収(正社員の平均530万円)より高い報酬を得ているアニメーターもいることがわかりました。(出典:『令和5年分民間給与実態統計調査』国税庁)
アニメーターの就職先・活躍できる場所は?

アニメーターが働くアニメ関連会社には、大きく分けて元請け・グロス請け・専門スタジオがあります。元請けが規模としては一番大きく、専門スタジオが最も小さくなっています。会社に籍を置いていても、業務委託という形で、賃金は仕事をした分に応じて支払われる完全歩合制が大半です。毎月決まった一定額が保証されていることはあまりありません。また、経験を積んだら独り立ちして、会社に籍を置かずにフリーランスとして働く方法もあります。
- 映像関連制作プロダクション
アニメーターのズバリ!将来性は?

世界的にも評価の高い日本のアニメは、今後もなくなることはほとんど考えられず、アニメーターの仕事も存在し続けることでしょう。ただし、労働時間に見合った報酬が得にくいことに加え、動画などの仕事を人件費の安い海外に出してきたことなどもあり、国内の優秀なアニメーターが慢性的に不足しているのが現状です。今後の日本のアニメに必須となる優秀なアニメーター育成のために、賃金制度を改定するなどの動きも見られます。また、将来的にはデジタル作画が今以上に広がっていくことも考えられます。
アニメーターの先輩・内定者に聞いてみよう

どんな作業でも安心して任せられるアニメーターになれるよう、自分を高めていきたい!
専門学校 東京デザイナー・アカデミー
映像デザイン学科 3DCG専攻
映像デザイン学科 3DCG専攻

小さいころからアニメも絵を描くことも好き。観る人が驚く動きを生み出せるアニメーターになりたい。
東京アニメーションカレッジ専門学校
アニメーション学科
アニメーション学科

自分の好きな表現を追求しながら誰かと繋がれる、やりがいのある仕事です
東京アニメーションカレッジ専門学校
アニメーション学科アニメーターコース
アニメーション学科アニメーターコース
アニメーターを育てる先生に聞いてみよう

大手制作会社で培ったアニメ制作技術を伝える先生
神戸電子専門学校
デジタルアニメ学科
デジタルアニメ学科

アニメのより良い動きを創りだすことを提案する先生
専門学校アニメ・アーティスト・アカデミー
デジタルアニメーション科
デジタルアニメーション科

商業用アニメーション制作の技術を全て教えてくれる先生
日本電子専門学校
アニメ分野アニメーション研究科(3年)
アニメ分野アニメーション研究科(3年)
アニメーターを目指す学生に聞いてみよう

アニメ制作の全工程を学ぶなかで、自分に向いた職種を目指せます
専門学校 大阪デザイナー・アカデミー
アニメーション学科アニメ演出・監督コース
アニメーション学科アニメ演出・監督コース

将来は、人に影響を与えられるアニメ作品の制作に関わりたい!
専門学校 東京クールジャパン・アカデミー
アニメ総合学科 アニメーション専攻
アニメ総合学科 アニメーション専攻

将来は、人の心を動かせるアニメーターとして活躍したいです!
東京コミュニケーションアート専門学校
CG・映像・アニメワールド アニメーション専攻
CG・映像・アニメワールド アニメーション専攻
好奇心の授業
アニメーターのやりがいを聞いてみよう
アニメーターの仕事は、時として長時間労働になることもあり、休みも不定期で、厳しい労働環境にあるのが一般的です。それでも仕事を続けられるのは、絵を描くのが好きだから、アニメが好きだから、といえるでしょう。作品として完成し、テレビなどでの放送を見たときに、さまざまな苦労が報われたと思う人が多いようです。なかでも、自分の生み出したキャラクターが画面上で躍動していたり、自分の手がけた動画部分が画面上で流れていたりするのを見たときなどには特に感動し、やりがいを感じるようです。
アニメーターの志望動機を教えて!
アニメーターを志す理由には、絵を描くことが好きで得意という自分の特徴を生かせる仕事を探していて出合った、あるいは小さなころからアニメが好きでアニメにかかわる仕事として目指したという人がいるようです。アニメファンからスタートした場合は、今度は自分がアニメを通して観る人に夢や希望を与える立場になりたいという人や、自分の手がけた絵がテレビ画面上で動く様子を見たいという人などがいるようです。

もっと詳しく調べてみよう
アニメーターの1日のスケジュール


ひとくちにアニメーターといっても、その働き方は千差万別です。大手アニメ制作会社で固定給をもらいながらアニメ制作に携わる人がいる一方、完全歩合制の給与システムの下、フリーランスとしてアニメ制作に携わる人もいます。ここでは、アニメ制作会社に勤務する新人正社員のアニメーターの一日を見ていくことにしましょう。
アニメーターの持ち物を見せて!

フリーランスとして働くアニメーターの場合、アニメ制作会社やスタジオなどといったクライアントから依頼を受けて、その会社に出向いて仕事をすることが多いため、どこへいってもすぐに絵を描ける準備をしておかなければなりません。フリーランス・アニメーターが背負う大きめのリュックの中には、どんなものが入っているのでしょうか。気になる中身を実際に見せてもらいました。
アニメーターの1年目はどうだった?

ほとんどの新人アニメーターは、動作のポイントを押さえた原画と原画の間をつなぐ「動画」を描く「動画マン」として、キャリアをスタートさせます。ここでは「動画マン」に焦点をあて、アニメーターの1年めの仕事概要を見ていきましょう。
アニメーターのキャリアパス

アニメーターとしてデビューを飾った当初は、好きな絵を描かせてもらえるチャンスはほとんどなく、じっくり時間をかけて描くこともできません。では、新人時代にどんな点に気をつければよいのでしょうか。また、壁や問題にぶつかったときにどのようにして克服していけばよいかについても、ここでは考えていきます。
アニメーターの20年後、30年後はどうなる?

各専門領域のエキスパートが1000人単位で携わることもあるアニメ制作では、絵を描く人以外に3DCG、サウンド、声優、予算・時間管理、広告などの専門業務も多くの人が分担して携わっています。こうした人々の活躍なくしてアニメ作品は世に出ませんが、アニメ業界にAIが進出したとき、その業界図はどのように変化するのでしょうか。
アニメーターになるために今から役立つ経験

多彩なジャンルのアニメ作品に携わるアニメーターは、学校の勉強をおろそかにしている人には務まりませんし、約束事を守らない人は、アニメーターになったときに締め切りを守れない可能性が高くなります。では、アニメーターを目指す人は高校時代にどんなことに気をつけ、どんなスキルを身につけておけばよいのでしょうか。
アニメーターになるための勉強時間・やり方

仕事仲間と切磋琢磨しながら、互いに成長していくことはとても大切ですが、仕事以外の場でもアニメ好きの友達を多く作って、そうした人たちに自分が描いた作品を評価してもらうことが重要です。評価を得る機会が多ければ多いほど独りよがりにならず、客観的な視点がもてるようになるからです。
アニメーターの楽しいことと大変なこと

限られた時間のなかで絵を描いていくアニメーターの仕事は大変なことが多いからこそ、その分、大きなやりがいを実感できる仕事ともいえます。ここでは現在、劇場版アニメやテレビアニメなどに携わるアニメーターが、新人のときに体験したすばらしい思い出を紹介しながら、アニメーターに必要な図太さや胆力について紹介します。