本学で教鞭をとるようになったのは、北海道をファッションの街として盛り上げたいという思いと、ファッションやアートを目指す学生たちに「夢をあきらめないでほしい、決して厳しいばかりではない」ということを伝えたい気持ちがあったからです。東京を経て北海道に移り住んでから10年になりますが、現場での経験を積極的に伝えることはもちろん、私自身が困難を乗り越えてきたことが学生の「道しるべ」となってほしいとの思いもあります。またファッションを手段とした社会貢献に取り組んでおり、ファッションを通じて人々の生活を明るく照らし、社会全体を良くしていきたいと考えています。本学では俳優やアーティストをはじめさまざまな業界のプロとの交流会も開催しているので、学生にはぜひ多様な価値観に触れて視野を広げてほしいと思っています。
ファッションとは単なる服飾デザインではなく、社会を変え人々に希望を与える重要なものだと考えています
3Dプリンターやレーザーカッターなど、服飾系の学校ではあまり使わないような最新機器を活用していて、現代のテクノロジーに沿った学びを得られるのが特徴。「現場で何を求められているのか」を知るため、学生はファッションショーや舞台などの現場へ行き、衣装の着せ方や実際の動きなど座学だけでは得られない経験もできます。その他、ECサイトの運営方法やポートフォリオ作成のスキルなど自分の作品を発信する能力も身につきます。これらを通じて、従来のファッション教育とは異なるアプローチで学べるのが石岡講師の授業の魅力です。
「私も一緒に学んでいる」と話す石岡先生の授業では、現場を知るプロならではの知識や経験談を得られます
好きなことややりたいことをあきらめずに進めば、仲間や助けてくれる人が増えるはず。それが、誰かを喜ばせることにも繋がります。ファッションに興味がなくても大丈夫。新しいアイデアを持つ人を歓迎します!
専門/衣料デザイン、企画MD、パターンメイキング、ソーイング、デジタルファブリケーション、アパレルCAD、ECサイト、ルック撮影
経歴/オリジナルブランド「algorithm」代表兼デザイナー。セレクトショップ「ゲノム札幌」を設立し、ベースゲノムオーナーとなる。このほか、衣装デザイナー、株式会社エフプロトにてデザイン・生産管理、株式会社サヤにてアクセサリーデザイン、ディレクターなど、活躍の場が多岐にわたっている。
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