保育の魅力は「決して正解がないところ」です。先生それぞれに特技や人柄、雰囲気などの強みがあり、保育の仕方も十人十色。いろいろな先生と出会うことで、こどもたちも学び、成長できると思います。自分の個性を活かして、こどもたちの反応を見ながらさまざまなことを試していくことが保育の楽しさでもあります。技術は回数を重ねるほど身に付くと思うので、日々の練習が大事ですが、自分の好きなことや得意なこともどんどん伸ばしてください。もちろん、かわいいこどもたちの笑顔を間近で見られることも保育の醍醐味です。授業では、幼稚園実習に向けた日誌指導も行っていますが、実習に行った際は、現場での動きやこどもたちとの関わり方をしっかり学びつつ、こどもたちのかわいさや保育の楽しさをたくさん味わってきて欲しいです。
授業では、自身の経験を踏まえた事例をあげながら、学生たちがグループワークなどで「自分が先生だったらどう対応するか」を考えることで、こどもたちとの関わりや保護者の方々との関わりなどを学んでいきます。「保育の現場で実際に経験した成功例や失敗例なので、卒業後に現場へ出た時の参考にしてもらえればという気持ちで話しています」と伊藤先生。こどもたちを笑顔にすること、支えることはもちろん、同時に保護者も支えてあげることも保育者の役割。「相手の気持ちに寄り添い、共感できる心も養ってほしいです」。
「失敗」は悪い事ではありません! 挑戦して、失敗して、反省して、そこから学んで成長していくために専門学校があります。現場で活躍した先生があなたの夢を全力でサポートします。ぜひ挑戦してみてください!
専門:保育・児童学/担当:日誌指導I・II、保育者の心得、幼稚園教育要領、HR/幼稚園時代の先生が好きで「こんな先生になりたい」という憧れから保育の道を目指す。現役時代は、元気と根性を武器に活躍。ものづくりも好きで、こだわりぬいた制作物の数々はこどもたちにも大人気だったそう。小学生時代からYOSAKOIチームに所属して、年下のお世話係も担当。現在もYOSAKOIチームに所属し踊りを続けている。