モデルとしても活動しているので、オシャレ好きな学生と海外のファッションの話で盛り上がることもあります。自分の好きなこと、興味のある話題だと、より相手と話をしたいという気持ちが強くなるものです。ですから他にも、海外のドラマや映画、音楽の話もよくします。出身のバミューダの話に興味を持つ学生も多いですね。私自身、普段、ネイティブスピーカーの友だちと話すことを、日本の学生たちとも普通に話したいんです。こういうことを積み重ねて、英語に慣れてくることが大切だと思っています。私にとって、先生は絶対的な存在ではなく、学生とお互いに学び合う関係でいたいのです。興味のある話題から入って、学生が「英語で話したい」と自主的に思えるような環境をつくっています。あとはその機会を利用するかどうかは学生次第なのです。
Adrian先生が担当するEIC(国際コミュニケーション英語)は、英語で英語を学ぶ授業。2年制課程の学生は必修科目として受講できます(一部学科はのぞく)。授業中は日本語の使用禁止。レベル別に分かれた20名以下の少人数クラスで英語の4技能をみがきます。いきなり教科書を使った授業には入らないのが、Adrian先生の授業の特色。まずは学生の生活について質問。これは学生の頭の「英語スイッチ」をONにするためのウォームアップ。旬な話題と授業の内容をリンクさせていくことで学生の興味を持続させています。
Take advantage of these opportunities, and you'll be surprised how much your skills will grow. Study hard, work hard, and believe in the magic of your dream to speak English fluently.
専門:EIC(English for International Communication)=国際コミュニケーション英語
出身地のバミューダは、ニューヨークからほど近い、面積約53平方キロメートルの小島。海がきれいなこの島の人たちは、とてもフレンドリー。先生は今、モデルとしても活躍中。街で先生が大きなポスターになっているのを見てびっくりする学生もいる。校内で気軽に「カッコイイ帽子だね!」「素敵なバッグ!」などと学生に声をかけてくれる。