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  • 高谷 光先生(有機合成化学、バイオマス科学、超分子科学、放射光分析)

私立大学/東京・山梨

テイキョウカガクダイガク

こんな先生・教授から学べます

化学の力で地球を救う研究に取り組む先生

有機合成化学、バイオマス科学、超分子科学、放射光分析
生命環境学部 生命科学科
高谷 光先生
先生の取組み内容

持続可能な社会を実現するため、木材や農産物などのバイオマスを活用したものづくりに取り組んでいます。バイオマスは、光合成を行う植物が太陽光と水を利用して空気中のCO2から作り出したものです。したがって、地球環境や生態系に深刻な影響を及ぼす石油・石炭などの化石資源とは違って、バイオマスを使った発電や様々な製品の製造には大気中のCO2総量は増加しません。また、廃棄される花(ロスフラワー)や野菜(ロスフード)を医薬品や化粧品、機能性食品へ応用するなど、化学の力で地球を救う研究にも取り組んでいます。この研究による成果を実用化することで、得られた利益を生産者に還元し、ロスフラワーやロスフードの削減を図るとともに、生産者の経済的課題の解決にも貢献したいと考えています。

廃棄されるバラの花びらから、「ローズセラミドエクソソーム」という化粧品の原料を開発

授業・ゼミの雰囲気

「自分の手でモノを作る喜び」を感じながら、身体を通して理解することで、有機化学を生きた知識として定着

有機化学の授業では、「分子の形を考えれば理解できる」「理由がわかれば面白い教科だ」と思ってもらえる様に身の回りにある有機分子(化学物質)を活用するなど工夫を凝らして授業を行っているという高谷先生。実習では、実際に自分の手を動かして観察し、考え、身体を通して理解することで、生きた知識として定着させることを目指しているそう。「私自身、机上の勉強は苦手だけど実験は大好きという学生だったため、有機化学が苦手な学生でも実験を通じて“自分の手でモノを作る喜び”を感じてもらえるようにとの思いで取り組んでいます」

「やってみたい」「試してみたい」と興味を持てるテーマに取り組めるよう指導している

キミへのメッセージ

情熱を持って取り組める仕事を見つけることは、人生を楽しむ一番の秘訣です

「地球や自然のためになる研究や仕事をしたい!」「自分の学びや研究を活かした製品を世の中に送り出したい!」と思った受験生の皆さん、私たちと一緒に学び、情熱を注いだ研究成果を製品という形にしてみませんか?

「面白い!楽しい!と思うことは何でもやってみます。とにかく理科や実験が好きで研究者の道に進みました」

高谷 光先生

専門分野:有機合成化学、バイオマス科学、超分子科学、放射光分析
1998年、大阪大学大学院 基礎工学研究科 化学系専攻 博士後期課程修了(博士(工学))。大阪大学助手・助教、京都大学准教授を経て、2022年、帝京科学大学生命環境学部生命科学科教授に就任。担当科目は『有機化学II』『化学療法論』『生命科学実験』など。現在、中部大学客員教授、理化学研究所客員研究員、筑波大学客員教授を兼務している。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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