学生のアルバイトで「年収150万円までなら大丈夫」と聞いたことはありませんか?これは150万円を超えると特定親族特別控除が段階的に縮小し、保証人の税負担が増えるからです。税は身近に感じにくいかもしれませんが、私たちの人生と切り離せません。私は、この税に関する法律「租税法」を研究しています。例えば、YouTubeで収入を得たとき税金はどうなるのか。誤った申告は、脱税や過大な納税につながります。課税を踏まえて望ましい結果を得るためにはどうすればよいか。それが「タックスプランニング」であり、これはより賢い人生設計をするうえで欠かせないものです。また、税金は「取られるもの」ではなく「納めるもの」。公共サービスの資金源としての役割を知れば、税への見方も変わるはずです。ぜひ一緒に税について考えてみましょう。
所得税を専門分野とし、インフルエンサーをはじめとする新しい職業における所得や税のあり方についても研究
税理士資格を持つ越智先生は、資格に特化したゼミや授業を展開しています。知識だけでなく勉強方法やノウハウまで丁寧に指導し、簿記やファイナンシャル・プランニング技能検定などの合格を力強くサポート。授業外にも個別指導や質問コーナーを設けるなど、手厚い支援が魅力です。「全員合格」を合言葉に、同じ目標を持つ学生同士で助け合いながら楽しく学べるのも特徴です。さらに職業に応じて有利になる資格を紹介しながらキャリアの方向性もアドバイス。卒業後は資格を武器にすることで、自信を持ってキャリアの第一歩を踏み出せます。
学習者がよくつまづく箇所もしっかりと解説。在学中に複数資格の取得もめざせる
資格はあっても困らないですが、なかったら困るものです。社会に出てからではなく、大学卒業の時点で“人より一歩先んじた強み”を持つために、一緒に資格取得をめざしましょう。
資格の勉強法を知っておくと、社会に出てからも最短合格がめざせます!
神戸大学大学院法学研究科博士後期課程満期取得退学(博士(法学)の学位取得)。徳島文理大学、千里金蘭大学、大阪樟蔭女子大学を経て、2025年4月より現職。税理士資格取得。
大学院修了後すぐに大学教員となるが、友人の税理士事務所で実務経験も積む。学術と実務の両面から「租税法」にアプローチしている。
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