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公立大学/山口

ヤマグチケンリツダイガク

こんな先生・教授から学べます

データサイエンスへの先入観を払拭し、学生の軸を養う先生

土木計画学、獣医疫学
国際文化学部 情報社会学科 (2025年4月設置)
阿部 真育准教授
先生の取組み内容

専門分野は土木計画学と獣医疫学。このほか環境科学やリスクマネジメント、経営学、データサイエンス教育と様々な分野に携わりました。近年は口蹄疫など、大型家畜の感染症を対象に、感染症リスクシミュレーションモデルの検討や、農場経営体の災害後の持続可能性検討などの研究に取り組んでいます。授業においては、主にデータサイエンスに関わる基本的な知識や手法を指導。ゼミでは現地へ赴き、聞き取り調査からの課題抽出を基本としながら防災や観光、動物福祉、獣医疫学に関連した研究を行っています。調査では、事前準備として対象となる地域の公開情報を把握した上で中長期的なビジョンを相手方と共有するなど、経営的な視点を心がけています。やり方は泥臭くとも、地道な情報収集と細やかな状況共有がより豊かな研究につながると考えています。

東南アジアで大型家畜の感染症の流行時、現地データの活用可能性検討を担当。担当者と協議を重ねた

授業・ゼミの雰囲気

データサイエンスは視野を広げる手段。身近な活用事例に触れ、学生の今だからこそ備えるべき素養を養う

「学びを妨げる第一関門は、先入観による毛嫌いです」と阿部准教授。文系学部が揃う大学でデータサイエンスを教える時、もっとも大切だと考えることはデータサイエンスを活用したキャリアパスの提示だといいます。データサイエンスは実務の中で大いに発達している学問分野。外部から主に文系学部出身の社会人講師を招聘し、実事例に触れる機会を多く設けています。データサイエンスは「自分が知りたいこと・やりたいこと」の幅を広げ、より豊かなものとするための手段。そのために学生のうちに備えておくべき素養について伝えています。

ゼミでは学生の研究テーマに応じて研究機関での見学機会を設けることも。実体験が災害に対する意識を高める

キミへのメッセージ

まずは自分の「軸」を見つけること。テクノロジーは後からついてきます

英語教諭をめざす人が、異文化だけでなく日本文化にも関心を深めると学びはより豊かになります。情報収集から新たに興味が生じれば、もっと知りたいと思うはず。その加速を手助けするのがデータサイエンスです。

「お金の動き」や「社会で求められる働き方」への関心から一般企業へ就職。当時の経験が後進指導に活きる

阿部 真育准教授

専門分野/土木計画学、獣医疫学
略歴/北海道大学大学院 環境科学院を修了後、建築コンサルタント会社に勤務。勤続中、京都大学大学院にて経営学修士(MBA)と博士(工学)を取得した。その後、北海道大学 数理・データサイエンス教育研究センターにてデータサイエンス教育研究に従事。2022年より現職。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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