フィルムコンデンサの生産工程を設計しています
ハイブリッド車や電気自動車に搭載されているモーター駆動システムコンデンサ(電気エネルギーの充放電により電圧を安定させる部品)の生産工程設計を担当しています。製品を開発するにあたり、材料から完成に至るまでの工程を考え管理する主業務だけでなく、製造に使用する機械設備の選定やメンテナンスに至るまで一貫して担当しています。地球環境への配慮から生まれた電気自動車の部品生産に関わるこの仕事は、自分の働きが社会に貢献していると感じることができ、日進月歩で進化する次世代技術の現場に立ち会えることが魅力です。また、街中で自分が関わった部品が使用されている自動車が走っている姿を見ると、ますますやりがいを感じます。
子どもの頃からプラモデルなどの製作が大好きだったので、将来はものづくりに関わる仕事がしたいと考え、この学校に入学しました。授業は実技がメインですが、電気設計やプログラミングの基礎知識を学んだうえで実技を行うので、確実に技術力が身についていきました。卒業製作でもある総合製作では、琵琶湖で開催される『クルーレス・ソーラーボート大会』にチームで出場し、クラス優勝を果たせたことが良い思い出です。ソーラーを積んだボートを手で操作することなく、GPSを使って琵琶湖を横断するレースなのですが、チーム内のコミュニケーションを大切にしながら一致団結して取り組んだこの経験は、今の業務にも活きていると感じています。
回路設計は想定通りに実現できた瞬間がうれしいです!
まずは、自分がどんなことが「好き」なのかを素直に考えてみることです。例えば、ゲームが好きだとすれば、それはハードなのか?ソフトなのか?と、どんどん細分化していくと「この分野に進みたい!」とわかってくると思います。次に「やりたいこと」と「できること」を理解し、区別していくことです。やりたくても現実的にはできない…という壁には、これからもたくさんぶち当たると思います。しかし、社会に出てからでは戻ることが困難なので、ぜひ社会に出る前に理解しておくことがおすすめです。そのためにも、選り好みせず今のうちに何にでも挑戦してみてください。そうすればきっと、自分には何が一番合うのかが見つかると思いますよ!
治具も加工。ミクロン単位で削る細かい作業も行います
ニチコン草津株式会社 フィルム製造一課 生産技術係勤務/電子情報技術科 卒/2020年卒/三重県出身。4年制大学の医療系学科在学中に「やっぱり子どもの頃からの夢を叶えたい!」と進路変更し、滋賀職業能力開発短期大学校に入学した山中さん。遠回りした分、2年間という濃縮した期間で技術力を身につけられることが魅力だったという。もともと自動車が好きだったこともあり、「今後の世界情勢的に電気自動車が普及する!」と電気自動車の部品を手掛けるニチコン草津株式会社に入社。着々と夢を実現させている。
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