2016年に神戸常盤大学を卒業し、認定こども園で先生として毎日を過ごしています。今は担任を持たずに全年齢の園児たちと関わっています。保護者の方から、「神保先生のことを家で話してくれたんですよ」と声をかけられ、「私も先生なんだ」という気持ちで胸がいっぱいになりました。学生時代の目標だった「幼稚園の先生」になり、これからが本当のスタートなんだと実感しています。まだまだ学ぶべきことは多いですが、笑顔を忘れず、園児はもちろん、保護者にも信頼される「楽しい先生でいること」を忘れずに日々を大切にしていきたいです。
幼稚園の先生になりたいと思ってはいたものの、希望の就職について悩んでいました。4年生の夏に、学科の先生やキャリア支援課の方から「幼稚園の就職フェアがあるから行ってみたら?」と声をかけていただき、そこで今の園と出会ったんです。園で働いている方々の人柄に惹かれて就職を希望し、さっそく大学の先生に相談したところ「その幼稚園はピアノの試験があるから、重点的に練習しましょう」と、アドバイスだけでなく、夏休み中ずっと私の練習を見てくださいました。実は、来年度から後輩が同じ園に就職することになったこともあり、ゼミの先生と連絡を取り合ったり、大学とのつながりがとても心強く、また誇らしく感じます。
学生時代は大学から色々なボランティアに参加していました。特に印象に残っているのは、障がいのある子どもたちと過ごして、社会活動を行う団体に所属していたこと。1泊2日のキャンプなどを通して色々な子どもたちと接することで、教員になるための心構えやノウハウも身につきました。そこで、学生時代にやるべきことのおすすめのひとつはズバリ「ピアノの練習」です。神戸常盤大学には自由に使えるピアノ練習室があり、先生もとても丁寧に指導してくださいます。神戸常盤大学の先生方は本当に親身に支援をしてくださいます。そんな先生方から教育者としての姿勢も学んでいたのだな、と自分自身が教員になった今、改めて思います。
幼稚園型認定こども園 西須磨幼稚園/教育学部こども教育学科/年下の子の面倒をみることが多い環境で育ってきた神保さん。中学の先生から「保育士に向いている」と言われ、教育の道を考えるようになったという。「中学の先生から、神戸常盤は保育に強いと聞いていたので、ずっと憧れだったんです。ちょうど私が入学する年度から4年制に変わったこともあり、この大学で学びたいと思いました。保育士や幼稚園教諭をめざせる学校は短大や女子大が多く、共学で学ぶというところも大きなポイントでしたね。勉強やボランティアのほかにも、他学科の友人と遊びにでかけたり、充実したキャンパスライフが送れました。」と語ってくれた。