半導体素子等のスペックを理解して一から回路設計をすることに興味深く取り組んでいます。また、ソフトウェアの分野での開発力も伸ばしたいと思い、プログラミング言語を用いて画像処理やソフトウェア開発にも取り組んでいます。他学科の学生と力を合わせ、実際の企業の課題を模した開発を行うので、ハード・ソフトの両面において創造性や開発力を伸ばせるのが特長ですね。開発を始めた頃は完成できそうもないような内容でも、仲間と協力して作り上げたときの達成感は忘れられません。実際に製作物が動いているのを見て、今までの時間はすべて無駄じゃなかったなと感じました。
授業のほとんどが実習なので、専門的な知識や技術がしっかり身に付きます。実習は能動的な判断・行動が求められることが多いため、自分から働きかける姿勢も身に付きました。実習の予定が開示されると、必ず予習して理解度を上げるよう心掛けたり、レポートもわかりやすくまとめて、期限内に提出しました。また、自分が理解した内容を周りに説明することで、更に知識・技術を定着させることができました。同級生たち各々が目標に向かって技術を磨いていたので、モチベーションの上がる環境で学ぶことができたと思います。
人手不足が深刻になる中、ものづくりの分野では特に即戦力の若者が必要だと感じているので、若いうちに技術を磨いて損はないです!分野を選ぶ時は、周りの意見を聞くことも大切ですが、私の場合は最終的に自分がやりたいことや理想を第一に考えました。そうすることで興味や熱意が勉強のモチベーションにつながるので、知識や技術も吸収しやすくなったと思います。今すぐ学びたい分野がはっきりしなくても、あとから興味をひくものが見つかるかもしれません。のちに進学先や就職先とやりたいことが違ってきても、そこからまた学ぶことでいくらでも進路は変えられると考えています。自分の気持ちに正直に向き合って選びましょう!
東北職業能力開発大学校 応用課程 生産電子情報システム技術科進学/専門課程 電子情報技術科 卒/2022年卒/中学生の頃からロボットや回路に興味があり、将来は回路設計や電子部品を扱う仕事に就きたいと思い進学。現在は、他学科の学生とチームを組むことが多く、コミュニケーションを一番意識しているそう。お互い知識も得意分野も異なるので、各々が抱える問題や要望を相手に理解できるよう伝えることが、製品を一緒に作り上げる上で大切だと話す。このグループワークを生かし、就職後は他部署の社員とコミュニケーションを円滑に行ってハード・ソフトの両面において創造性や開発力を伸ばしたいと考えているそう。