プロバスケットボールリーグB.LEAGUEの「パスラボ山形ワイヴァンズ」にて、選手たちを支えるアシスタントトレーナーとして勤務しています。ヘッドトレーナーとともに選手たちのテーピングやケア、ウォーミングアップなど、コンディション管理を担当しています。現在、チームはB2リーグに所属しており、B1昇格に向けて毎年60試合を戦い抜いています。奮闘する選手がより良い環境でプレーできるよう、あらゆる事態を想定して行動するため、シーズン中は気が抜けません。大変なシーズンを乗り越えた後に、選手から「アナタのケアで最後まで戦い抜けたよ!」と感謝の言葉をもらった時は、自分のことのように嬉しくなります。
中学生の頃にスポーツトレーナーという職業を知り関心を持ちはじめました。そして高校生の時に、実際にスポーツトレーナーの方に直接指導をしてもらう経験があり「私も選手の力になってあげられる存在になりたい」と思うようになり、スポーツトレーナーを目指し、仙台医健・スポーツ専門学校に入学しました。色々な学科があるため、あらゆる場面で相談できる先生がいるのは心強いと感じたことや、先輩方の明るい雰囲気を見て、「ここで学びたい」と決めました。就職を決めたのは、チーム所属の先輩方に経験豊富なトレーナーが多く、様々な場面で学ぶことができ、またすぐに現場で試せる環境であることが決め手でした。
学校では、柔道整復師やスポーツトレーナーとしての知識や技術はもちろん、様々な価値観を学ぶことができたことが大きかったと思います。オープンキャンパスで学生スタッフをしてる時に、他の学科の方と交流したことで、それぞれの学科の学んでる内容や何を大切に勉強しているかなどを知ることができ、「考え方は一つじゃない」と改めて気づくことができました。また、自分の学科の先生のほか、他の学科の先生とも話をする機会もあったのも良い刺激になりました。楽しむところは一緒に楽しんでくれて、相談に乗ってくれる時は誰よりも真剣に考えてくれて、より良い学校生活にするために全力で頑張ってくれる先生達の存在は心強かったです。
株式会社パスラボ(パスラボ山形ワイヴァンズ)勤務/柔道整復科 柔整スポーツコース/2018年卒/学生時代には、意識的に色々な人と会話をすることを心がけていた村木さん。「自由に動ける時期に色んな知識を身につけていくことができますし、学生時代に仲良くなった友人とは今でも連絡を取っていて切磋琢磨する仲。また、自分の専門外の問題が起こった時はお世話になった先生に相談したりしています。」と語ってくれた。