介護福祉士の仕事は、利用者様の生活をサポートすることです。食事介助をしたり、オムツ交換・トイレ誘導をしたり、入浴の手助けをしたりと、暮らしのさまざまな側面を支えています。とはいえ、どの方にも同じサポートでいいわけではありません。当たり前のことですが、利用者様の状態や性格は一人ひとり違います。日によっても変化は出てきます。個人個人、その場その場に合わせた支援が不可欠であり、利用者様の状態・様子を常に観察し、体調の変化や危険の有無に気づかなければなりません。そして、その積み重ねこそが信頼関係となるのです。お互いに心を通わせ、楽しく笑い合えた時、介護職に就いたやりがいを実感しています。
介護福祉士は人と向き合う仕事です。だからこそ、コミュニケーション能力を磨くことがとても重要だと考えています。私自身のこれまでを振り返った時、そのスキルを高められたのは、北陸ビジネス福祉専門学校で学んだ2年間があったからです。もちろん、介護福祉学科では、高齢者や障がい者など介護を必要とされる方を支援するための知識・技術を徹底して身につけることができます。加えて、挨拶や地域清掃、ボランティアといった活動にも積極的で、ビジネスマナーやコミュニケーション能力の向上にも力を注いでいます。専門学校で学んだそのスキルが利用者様との信頼関係を築くうえで大いに役立っています。
身につけた知識・技術一つひとつを発揮することが、利用者様のためになります。感謝の気持ちに触れる場面も多く、介護福祉士はとてもやりがいのある仕事です。「人のためになりたい」「福祉の現場で働きたい」と考えているならば、ぜひ介護福祉士への道を考えてみてください。進路選択で重要なのはカリキュラムをしっかりと確認することです。北陸ビジネス福祉専門学校は、その名の通り、福祉のエキスパートになるための学びを追求しています。介護福祉士を目指すならば、おすすめの学校ですよ。さらに、もう一つアドバイスするならば、皆さん自身の体にも気を配ってください。まずは自分が健康でなければ、利用者様の生活も支えられませんから。
八尾老人保健施設 風の庭/介護福祉学科/龍谷富山高校出身。北陸ビジネス福祉専門学校介護福祉学科で学び、介護福祉士に。富山市にある「八尾老人保健施設 風の庭」に勤め、食事や排せつ、入浴の介助、レクリエーション活動の企画・運営などを通して利用者様の生活サポートを行っています。