整形のリハビリテーションでは関節の痛みを持った患者様が多くいらっしゃいます。そんな患者様がリハビリテーションを通じて可動域改善を実感され、動作が回復していく姿を見ることや、痛みが軽減し動けるようになりご家族様と再会する姿を見ることでやりがいを感じます。リハビリテーションは時に辛いプロセスですが、サポートし寄り添うことで笑顔の数が増えていく瞬間は大きな達成感があります。症状が違う患者様に対し、原因を探し、改善できるよう考えて対応することで、リハビリテーションに対して安心感や満足感を抱き、「この先生に出会えて良かった」と思ってもらえることは、理学療法士にとって喜びや誇りになります。
高校時代ケガをしたときに理学療法を受け興味を持ちました。詳しく調べていくと、理学療法士は社会復帰をサポートする職業だと知り感銘を受けました。私も理学療法士になり、自分が関わりを持った方たちの社会復帰やスポーツ復帰、能力向上などの手助けがしたいと思うようになりました。私もケガをして試合に出られず悔しい思いをし、思うように生活ができず辛い思いをしました。自分のように後悔や辛い思いをしている人を一人でも多く助けたいと思い、理学療法士を目指しました。
学校で学んだ実習や実技練習が大変役立っています。実習では実際の患者様と接することで、教科書では学びきれない現場の空気をリアルに体験することができました。例えば、理論通りに進まない場合や患者様一人ひとりに合わせたリハビリテーションをする必要があるため、柔軟な対応力や知識を身につける必要があります。また、現場で働く先輩の理学療法士から指導を受けることで、知識や技術だけでなく理学療法士としての心構えやあるべき姿勢を学ぶ良い機会になりました。実習や実技練習を通じて理学療法士としての実力が養われ、現場で即戦力となれるスキルが身につくと同時に、患者様を笑顔にしたいという目標に近づくことができました。
学校で学ぶ期間は3年間と長いため、「自分の興味・関心」を大切にしてほしいです。興味・関心を持って取り組むことが自分のモチベーション維持ややる気につながり、充実した学生生活が過ごせると思います。そして、自身のキャリアについて長期的な展望を考えること。理学療法を学ぶ者にとって、資格を取ることがゴールではありません。そこからどうやって自分の引き出しを増やしていくかを考え、実践し、充実感や職業に対する楽しさを持つことが大切です。また、自分自身の仕事に対する充実感を増やすために必要だと思うので、「自分の強みと適正」を見極めるようにしてほしいですね。
下崎整形外科医院/理学療法学科/2024年3月卒/患者様にサポートし寄り添うことで笑顔の数が増えていく瞬間に大きな達成感があると話す木本さん。学校での実技練習では、患者様の身体に触れる方法や、リハビリテーションの具体的な技術を習得する機会が多く設けられており今の仕事にも大きく役立っているという。特にクラスメート同士で練習を重ねることで、基本的な動作が身につき、さまざまなケースに応じた対応方法を学ぶことができたと話す木本さん。学生時代に培われたコミュニケーション力と患者様を思う真摯な姿勢で、これからも多くの患者様の笑顔を増やしていくことだろう。
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