中学生の頃からデパートの化粧品売り場のキラキラした雰囲気に憧れ「大好きなコスメに囲まれて働きたい!」と美容部員をめざしました。卒業後はGIVENCHYの店舗で、美容部員として接客販売やメイクアップを担当しています。女性ばかりの職場ですが、先輩方はみんな頼りになるお姉さん的存在。お客様へのタッチアップメイクも「フォローするから、まずは自分なりにやってみて」と任せられ、最初はドキドキしましたが経験を重ねるごとに自信もつきました。もともと接客は得意なので、入社してまだ1年経たないことに驚かれるくらいベテラン感があると言われます。お客様からのそんな言葉で信頼されていることを感じ、とてもうれしく思っています。
将来は美容部員と決めていたので、ビューティアドバイザーコースのある専門学校を探しました。華やかなオープンキャンパスと在校生が楽しそうに学ぶ雰囲気に惹かれてECCアーティスト美容に入学。美容部員としての豊富な経験を持つ先生方の授業は、なかなかに厳しかったのですが、皮膚の勉強や接客販売のロールプレイングなど、今の仕事に応用できる内容が多く、改めてためになる授業を受けていたんだと感じます。クラスメイトは全員が同じ夢に向かう仲間。就職活動中もお互いに面接の練習をしたり、身だしなみをチェックしたり、支え合って頑張りました。同じ百貨店にも別のブランドに就職した仲間が何人もいて、いつでも会えるので心強いです。
今の課題は、メイクやフレグランスで来店されたお客様に、どうすればスムーズにスキンケア商品の魅力を知っていただくかということ。チーフの接客はとにかくすごくて、ナチュラルにお勧めしているだけのように見えて、ちゃんとお客様の納得につながっているんです!先輩のテクニックを見習いながら、お肌の悩みを伺ったりアドバイスさせていただいたり、一人ひとりのお客様に合わせた対応を意識しながら、自分なりに実践しています。先々の目標は、店舗のチーフになること。スキンケア商品の販売ももっとできるようになりたいです。接客も販売もとにかく楽しくて、美容部員の仕事がこんなにも自分に合っていたのかと日々実感しています。
LVMHフレグランスブランズ株式会社 GIVENCHY(大阪高島屋)勤務/ビューティアドバイザーコース 卒/2022年卒/中学3年生でデパコスと出会って以来、アルバイトの給料が入るたびに百貨店の化粧品売り場に通った辻村さん。「コロナ禍で求人数も少なく、就職活動はかなり厳しかったです。その年のGIVENCHYの新卒入社3人のうちの1人になれた時は本当にうれしかったです」。入社後数か月で売上報告や閉店作業まで単独で任されるくらいチーフや先輩からの信頼も厚い。「せっかちな性格が接客に出てしまうのが反省点。ゆっくり・丁寧な接客ができるよう心がけています」。気分転換は映画鑑賞。あえて泣ける作品を選んで号泣すれば気分もスッキリ!