現場実習をはじめとした実践的な授業を通じて、自らが積極的に行動することの大切さを認識。イタリアンレストラン「RICCI cucinaITALIANA」のスタッフとして働く渡邉さんにお話を聞きました。
父親の趣味が料理だったので、小さい頃からお手伝いなどで調理に触れていたこともあり、この仕事が憧れでした。次第に調理師としての技術を学べる学校に入学したいと思うようになり、札幌ベル製菓に入学。現役のシェフの方が来校し、実際に調理の授業をしてくれたり、有名レストランで研修をする現場実習などを経験しました。プロの技術を目の当たりにすることで、より一層「頑張ろう!」という気持ちになりました。
チームでコース料理を作る卒業制作では、リーダーとしてそれぞれの担当をまとめていました。周りと協力して助け合わないと、作業は進みません。卒業制作は、調理における協調性やチームワークを学ぶきっかけになりました。また、クラスで仲の良かった友達が、明確な目標を持った意識の高い学生だったことも成長につながりました。友達に刺激され、私自身もどんどん積極性を持てるようになったことが今に活きていると思います。
イタリアンレストランのスタッフとして働いて半年。私の役割は、仕込みやランチの準備、お客様に出す料理の盛り付けから、ホールに出ての接客までさまざまです。最近はデザート作りを任せてもらえるようになり、実践を積んで少しずつスキルアップしています。将来は、お酒と料理が楽しめるカジュアルなお店を開きたいという夢があります。今は必死に働きながら基本をしっかり身に付けて、知識と経験を増やしていきたいですね。