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  • 下田 賢祐さん(ヒューマンケア学部 子どもケア学科幼児保育専攻/保育士(主査))

私立大学/愛知

ナゴヤガクゲイダイガク

後輩との対話を重ね、思いを共有します。

先輩の仕事紹介

みんなの気持ちに寄り添いながら、子どもと保育士が安心して過ごせる園をつくりたい。

保育士(主査)
ヒューマンケア学部 子どもケア学科 幼児保育専攻/2010年3月卒
下田 賢祐さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

一宮市の公立保育園で主査(保育リーダー)を務め、保育環境の改善や若手保育士の育成に取り組んでいます。この仕事の魅力は、子どもたちの成長を身近に感じながら、保育士たちの成長も実感できることです。子どもたちの笑顔から元気をもらえる一方で、悩みや課題を抱える後輩に寄り添い、解決に向けてサポートすることも重要な役割です。ある保育士が子どもの対応に悩んでいた際、経験をもとに改善策を提案し、その結果クラスの雰囲気が良くなったと報告を受けたときなどは、主査としてのやりがいを感じます。また、定期的なミーティングを通じて保育方針を共有し、意見を出し合える環境をつくることで、園全体の成長をめざしています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校生の頃から子どもとかかわる仕事に興味を持ち、保育士への進路を視野に入れていました。名古屋学芸大学のオープンキャンパスで子どもたちと接する楽しさや、保育士という仕事の魅力に心を動かされ、入学を決意。子どもの心身の発達や保育の理論を学ぶ中で、保育士の仕事が単なる子どもとの触れ合い以上に奥深いものであることを知りました。また、実習では、保育士が子どもの感情を受け止め、良いところを大切にしながら接していた姿が印象的でした。ここから一人ひとりの気持ちを知り、寄り添っていくことが子どもの成長につながるのだと実感。現在の、子どもや若手保育士を「褒めて認める」という姿勢の基盤になっています。

子どもが何に興味を持っているか常に意識しています。

学校で学んだこと・学生時代

大学時代で特に印象深かったのは、「子どもの気持ちを読み取る方法」を学んだ授業と、「子どもケアセンター」での託児ボランティア活動です。授業では映像を通じて子どもたちの発達段階を観察し、心理や行動を理論的に理解する力を養いました。一方、ボランティア活動では、自作の「手遊びノート」に子どもたちの反応が良かった遊びを記録したり、地域の親子を招くイベント「遊びの交流会」を企画・運営したりと、実践的なスキルを磨きました。ほかにも、オーストラリア研修に参加し、現地の子どもたちと触れ合ったことで、異文化の保育に触れて視野が広がり、自信を深めることができました。4年間で得たスキルや経験は、私の大切な財産です。

周囲の環境にも気を配りながら安全を見守ります。

下田 賢祐さん

一宮市 公立保育園 勤務/ヒューマンケア学部 子どもケア学科 幼児保育専攻/2010年3月卒/就職活動では待遇面や将来的なキャリアアップを考慮しながら公立保育園を選んだ下田さん。複数の保育園に勤務した後、主査の役職に。「元気で可愛い子どもたちと一緒に過ごす中で、子どもから力をもらえる。こんな素敵な職業は保育士しかないと思うので、ずっと保育の仕事にかかわっていきたい。今後の目標は「子どもも保育士もわくわく楽しい保育園」をつくること。立場や役職が変わっても、重要なことはみんなで話し合って決めていきたい。そのために保育士をめざしていた学生時代や若手だった頃の気持ちを忘れないようにしている」と話している。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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