憧れのつまったブランドで働ける喜びを感じています。
自社のWEBサイトやSNSを活用して、店舗やオンラインストアに訪れてもらうきっかけをつくることが私の仕事。シーズンごとに販売促進計画を立て、コンテンツの企画から制作、情報配信までのすべてに携わります。特に注力しているのは、ブランドや服の魅力を発信するためのビジュアル制作とその運用。どんなビジュアルで表現するかを考え、フォトグラファーやスタイリストと協力して撮影を行います。それをWEBサイトやSNSで展開するほか、見た人が欲しいと思った服をすぐに購入できる仕組みも考えています。手掛けたプロモーションによって発売前に多くの問い合わせがあったり、入荷直後に完売したりした時はやりがいを感じます。
好きなことを仕事にしたかったので、幼い頃から夢中だったファッションの道に進むのは自然な流れでした。具体的な分野までは絞り切れていませんでしたが、大学でファッションの基礎から業界全体を総合的に学んだことで、自分の強みを活かせるのはビジネスのフィールドだと気づき、3年次からはファッションビジネス領域を選択。ゼミナールでは実在する商業施設に対して現状の課題を解決するプロモーションを提案したり、架空のブランドをつくってブランディング戦略を考え、店舗の立地、商品構成、ロゴ、内装などもすべて具体的に決めて出店計画を行ったりと、企画やマーケティングを実践的に学び、今の仕事の基盤となる力を培いました。
スタイリストと服の魅力を引き出す見せ方も考えます。
大学でファッションビジネス領域を学ぶうちに、ブランドや店舗の運営にかかわる仕事がしたいと考えるようになっていたので、もともとファンだったブランドで働く喜びを感じています。今は世の中の流れを読み取る力を磨きつつ、海外への情報発信やスタッフのインフルエンサー化など、新しい取り組みにも挑戦中です。現在の部署にきて数年が経ち、これからは自分たちの世代が軸となって今まで吸収してきたことをアウトプットしていくタイミングに入ったと感じています。「この商品は柴さんにプロモーションしてほしい」と思ってもらえるよう、オリジナリティのある企画を考え、多くの人にブランドや商品の魅力を届けていきたいです。
わかりやすいサイトか、お客様目線でチェックします。
株式会社 トゥモローランド 勤務/メディア造形学部 ファッション造形学科/2017年3月卒/大学時代に多岐にわたる挑戦ができたことで、自分の得意分野が明確になり、自信を持ってやりたい仕事を見つけられた柴さん。販売スタッフを経て、もっと深く販売促進に携わりたいという気持ちが大きくなり、今の部署に異動希望を出したのだそう。「素材をはじめ、デザインや縫製といった生産背景への知識など、大学で身につけたファッションについてのさまざまな知識がどの部署にいても役立っています。今後もブランドの価値を高めるために、幅広く取り組んでいきたいです」と話す。
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