住宅の設計に携わっています。お客様の家族構成はご夫婦や2世帯家族、3世帯家族などさまざまですが、何度も打ち合わせを重ねて希望を汲み取り、3D CADを使用しながら図面を起こしていきます。やりがいは、最初のヒアリングから家が完成して引き渡しまでを見届け、お客様の笑顔が見られること。カーテンや照明といったインテリアも、お客様のこだわりをもとにご提案や取り付けをしますが、「ここでしか頼めなかった」と言っていただけたときは至福の瞬間です。弊社は多彩なイベントを開催しており、お客様と一緒に漆喰を壁に塗ることも。お客様とのコミュニケーションは新たな発見も多く、楽しみながら学べる機会になっています。
幼少期からゲームが好き。家をつくるゲームが楽しくて建築に興味を持ちました。高校は建築科に進みさらに興味を深め、九州出身ですが関東で就職したいと見据えて進学先を考えました。本校入学の決め手は、学費の安さや少人数制に魅かれたから。実際に教職員の方々との距離は近く、とても親身なので、在学中はもちろん卒業した今でも学校をたずねて近況報告や相談などしています。私はゲームという何気ないきっかけからこの道を選びましたが、毎日がとても充実しているので、趣味や好きなことからスタートしたり、直感を信じる進路もありだと思います。また、どんなときも周囲のアドバイスに耳を傾けるのは大切ですね。
設計課題では、間取りの組み方や敷地の活用方法などを学びました。もともと間取りを考えるのが好きだったこともあり楽しく取り組めました。先生から案をいただいたりして、よい成果を出すことができましたし、このとき学んだことは今も役立っています。先生方は課題のほかにもいちから丁寧に説明したり、たくさんのアドバイスやサポートをしてくださいました。仲間とは課題に取り組む際に何度も助け合ったり、みんなが手を差し伸べてくれる環境があり、恵まれた学生時代でした。卒業した今は、もっと勉強しておけばよかったと感じることも。しっかり理解しておけば将来の仕事に活かせることが多いので、とくに復習は大切だと実感しています。
ライフデザイン株式会社 設計部 勤務/CAD製図科 昼間部/2023年卒/高橋さんにとって建築の魅力のひとつは「自分の提案が形となり喜んでもらえること」だそう。さまざまな提案ができるように、施行は工事部の担当ながら、時には現場に同行して学ばせてもらうこともあるという。勤務する会社は少数精鋭で一人ひとりのスキルが高いため、高橋さんも先輩に追いつこうと、少人数ならではの密なコミュニケーションができることを活かして細かなところまで質問し、スキルアップに励んでいる。休日はゲームやアニメで息抜きしたり、夜は友人とお酒を飲んでリフレッシュ。メリハリのついた日々のなかで、学ぶ姿勢を持ち続け成長を続けている。