現在、美容室「LIPPS」のメンバーとして働いています。まだアシスタントではありますが、自分の技術を尽くしてお客様に笑顔でお帰りいただけるよう、自分に与えられた仕事に取り組む毎日を送っています。そして2017年春に、ついにスタイリストに昇格することが決まりました! あきらめることなく、自分にできることを真剣に取り組み続けた姿勢が評価されたのだと思います。将来は自分のお店を持つことでなく、まずはLIPPSの一員として、この店にいなくてはならないほど大きな存在になれるよう頑張っていきたいと思っています。
美容師に憧れたのは、髪型ひとつで人を笑顔にできることや、お客様と触れあい、喜びを身近に感じられるところに魅力を感じたからです。お客様の生活に密接に関わるので、きっとやりがいを感じるだろうなぁと。そして東京ビューティーアート専門学校を選んだのは、高校時代の先輩から学校の話を聞いたのがきっかけですね。直接知り合いから、学校生活についての生の声を聞けたことが大きかったと思います。実際オープンキャンパスに参加してみると、話に聞いていた以上に先生と学生の距離が近く、また学校全体からあふれ出す明るい雰囲気が気に入り、すぐに入学を決めました。
学生時代に力を入れたことは、ワインディング。ワインディングとは、髪をロッド・カーラーに巻くテクニックのことで、きれいに巻けるようになるには何度もくり返し練習しなければいけません。僕も最初は苦手でなかなか上手くできなかったのですが、先生に支えられ、あきらめずに頑張ることができました。その結果、ワインディングの技術を競う全国大会への出場を果たすことができたんですよ! それを自分のことのように喜んでくれた先生の表情は、今でも忘れられないですね。先生からは、技術だけでなく努力の仕方や妥協しない考え方など、気持ちの面でも大切なことを学びました。学生生活を通じて、精神的に成長できたと思います。
LIPPS 勤務/美容科/2014年3月卒/就職活動で忙しさがピークのときは、書類の準備、面接の練習、学校の行事などいろんなことが重なってまさに「てんやわんや」だったという寺田さん。睡眠や食事以外はすべて作業に取り組んでいたそう。どんなときにもあきらめずに取り組む姿勢は、専門学校時代に身につけたとのこと。現在は、憧れの美容師として、「LIPPS」に勤務。2017年春からはスタイリストに昇格するそうだ。