国内のリゾート地や海外で式を挙げられる新郎新婦様に、衣裳を提案するスタイリストとして働いています。海外で挙式をされるお客様の中には、帰国後、日本でもパーティを開かれ、そこで着用するドレスをオーダーされる方も多く、その際は身体に合わせて採寸を行うのもスタイリストの仕事となります。ドレスをご提案するうえで心がけているのは、ご家族や友人のご意見も聞きつつ、後悔のないように新婦様ご自身が着たいと思われているドレスはどれかを感じ取り、お勧めすることです。後日、写真と一緒にお礼のメールをいただくと、お二人の挙式にかかわることができて良かったと思うと同時に、喜びや充実感は高いモチベーションへとつながります。
人を笑顔にする仕事に就きたい。私の場合、それがきらきらしたブライダルの世界でした。高校生のときにBUNRIブライダルに参列し、こんな素晴らしい結婚式を学生だけで創ることができるのかと感動したことを今でも覚えています。以来、入学後の4年間でブライダルについてしっかり学び、卒業後は希望通りの活躍の場を見つけることができ、楽しく、充実した毎日です。そんな日々の中で、今後は、前撮りや帰国後のパーティで着ていただく、和装の提案に挑戦していきたいと考えています。そのためにも、社内で行われている様々な研修の中の一つ、和装に関する研修に積極的に参加して、新しい知識や着付けのスキルを身につけていきたいです。
BUNRIブライダルは1年次から4年次までの学生がチームになって、毎回、ゼロからそれぞれの新郎新婦様のための結婚式を創り上げていきます。新郎新婦様との打ち合わせを重ね、挙式当日まで修正を繰り返し行うなかで学生はすべてのプロセスを理解することができます。そこで得た知識は、ドレスのスタイリストの仕事をしている今でも大いに役立っています。例えば、どの段階で、誰と話をして、何を決めるのか。海外の挙式であっても、だいたいはイメージできます。ドレスのことでお会いしていても、新婦様から「やることを忘れていないか」「何をやればよいのか」など相談されることがありますが、それに答えられるのは私の強みだと感じます。
高見株式会社 TAKAMI BRIDAL リゾートウエディングドレスサロン 勤務/サービス経営学部 サービス経営学科/2022年卒/卒業後すぐに配属された千葉の店舗から2023年7月に表参道へ異動となった鵜澤さんは、海外で式を挙げる新郎新婦様を対象に、衣裳を提案するブライダルスタイリストとして勤務している。「国内では沖縄をはじめとするリゾート地、海外ではハワイやバリ、最近ではイタリアのローマで挙式されるお客様がいらっしゃいました。お勧めしたドレスが新婦様の好みに合い、笑顔で喜んでいただいたときは、自分の提案は間違っていなかったと自信になり、やりがいを感じることができます」