安心・安全な製品を送り出す最後の砦を守る仕事です
現在は品質管理部で、社内で製造されるシャンプー・トリートメント・スタイリング剤などの原料受け入れから、出来上がった製品の試験までを担当しています。美容師さんの手荒れが起きにくい製品とか、洗いすぎても頭皮の汚れが落ち過ぎない製品とか、家に帰ってもホームケアで髪質が保てるような製品など、サロン用頭髪化粧品の製品開発も行います。原料が最終製品になり、出荷判定が行われて出荷されるという一連の流れのなかで、最後の判子を押すこの仕事は、出荷判定前の最後の砦。大きな責任感があるなといつも思いながら真剣に取り組んでいます。
大学に合格したものの、薬学のシラバスを見て何か自分の学びたいこととは違うなと感じていました。もともとは生物学専攻。生物を学ぶ上で必要だった化学を学ぶうちに興味が向いた感じだったので、高校時代に化学実験は経験することはあまりありませんでした。日本分析化学専門学校は大学と比べて実習が多く、さらに実習と授業のバランスがいいのが魅力。しだいに分析化学への興味が高まり、進学を決意しました。この学校にはいろんな学科があります。そこに自分の学びたい学問があって、なおかつそれが将来の就職先で活かせるなら、間違いなくおすすめの学校だと思います 。
学んだ知識や技術を活かせる職業に就けてよかったです
思い出に残っているのは、水溶液の中の金属を定性するために原子吸光光度計を用いて実験したことですね。水溶液の中に未知の金属が溶けていて、その金属を燃やしたときの特有の色を見て判断するのですが、例えばナトリウムが溶けていればオレンジ色に光ったり、リチウムが溶けていれば赤色に光ったりする、その実験の効果が印象的でした。卒業研究は地球環境に優しい水に流しても生分解性の高い界面活性剤の合成に取り組みました。新たなものを作るということで、合成方法も何もなく、一から自分たちで考えて作るのはとても大変でしたが、お互いに協力し合いながら頑張りました。
シャンプーなどに含まれる界面活性剤の研究もしました
●先生との距離が近く相談しやすい
分からないことがあると、いつでもすぐに先生に質問。理解できるまでイチから親身に教えてくれます。
●分析機器などの施設設備が充実!
たくさんの種類の分析機器が揃っているので、体験できる実験も多種多様。幅広く学べる環境が魅力です。
●基礎からじっくり化学が学べる
得意な科目が文系でも、バイオや医療、食品、環境などに興味があれば、化学の基礎から学べるので安心です。
分析機器などの取扱には学生時代の経験が役立ちます
タカラベルモント株式会社勤務/医療医薬分析学科/2018年卒業/現在は品質管理部に所属し、社内で製造される頭髪用化粧品の原料受け入れから製品試験までを担当。「もともとサロン用製品と一般向け製品の違いを知りたくて分析分野に入り、この品質管理部を志望しました。機器分析を担当するときには、学生時代に学んだデータ解析方法などの知識が役に立っています」と話す津谷さん。就職活動中のきめ細かい指導も特に印象に残っているそう。「履歴書の選び方から志望動機の書き方、面接室の入り方や出方などの礼儀まで徹底的にサポートしてもらえて、とても心強かったです」。
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