私は整備士として、航空機の不具合修復と、運航開始前の安全確認・点検を行っています。この仕事に必要な資格を取得するための勉強は大変です。それを乗り越えて、身につけた知識と技術を、現場でしっかりと活かしています。運航の安全を担保しながら、定時に出発させることは簡単ではありません。うまくやりきった時には、この仕事の楽しさを実感します!パイロットや客室乗務員、地上係員などと様々な業務の知識や情報を共有することが、安全運航と定時出発につながるので、日頃から周囲とコミュニケーションを取るように心がけています。
小学生の頃から、航空機に携わる仕事がしたいと考えていました。日本航空大学校 北海道には、寮で生活をしながら同じ目標を持った仲間と一緒に学べるところに魅力を感じ、入学を決意しました。卒業後は、航空整備士として幅広く活躍したいと思っていたので、日本各地の空港はもちろん、就航する世界各地でも仕事ができる現在の会社に就職しました。
ひろく知識を身につけたいと思っていたので、整備だけではなく航空全般の情報に興味を持ちながら学んでいました。その結果、航空業界に就職したいという思いがより強くなり、モチベーションが上がりました。同じ夢を目指す仲間達と切磋琢磨しながら勉強できたことも良い思い出です。仲間との繋がりと、在学中に学んだ基礎知識は、現在の業務にしっかりと活きています。またこの学校には、疑問に思ったことをすぐに先生に聞ける環境がありました。先生方には、丁寧な指導はもちろんですが、授業後の実技練習などにも最後まで付き添って指導して頂いたことに、とても感謝しています。
ANAラインメンテナンステクニクス株式会社勤務/航空整備科 卒/2009年卒