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  • 壽乃田 林太郎さん(AIシステム科(2年制)/東京工科大学コンピュータサイエンス学部4年 情報工学の研究に従事)

東京都認可/専修学校/東京

ニホンコウガクインハチオウジセンモンガッコウ

人を人たらしめる機能への興味が研究のモチベーション

先輩の仕事紹介

AI技術で人間のメカニズムを解明する!実用化の可能性を秘めた研究を行えるのが魅力

東京工科大学コンピュータサイエンス学部4年 情報工学の研究に従事
AIシステム科(2年制)卒/2022年卒
壽乃田 林太郎さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

人型ロボットを制御する人工知能を、医学的知見に基づいて研究しています。人工知能の開発を通して人の脳が情報をどのように処理しているかを考察。トライアンドエラーの繰り返しですが、人間のもつ様々な機能に興味があり、未知を解明していけるのが研究の醍醐味です。また、研究室のプロジェクトで、ヒトの網膜を模した画像処理を見守りシステムとして活用する取り組みも行っています。介護施設や在宅での介護負荷を少しでも減らせるような製品の開発を目指し、2023年12月からデータ収集を開始。道のりは長いですが、社会に役立つ製品開発に携われることにもやりがいを感じています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校卒業後、大学の薬学部に入学しましたが、自分には向いていないと感じ、半年で退学しました。日本工学院八王子専門学校AIシステム科を選んだのは、クラウドサービス「Google Cloud」を授業で自由に使えるから。実は、AIよりもクラウドに魅力を感じて入学しました。入学から1か月で「G検定」の資格に合格するほど学科の学びは面白かったです。1年次の秋には人工知能の知識や技術をさらに深めたいと思い、日本工学院からの指定校推薦で編入できる東京工科大学への編入が視野に。「自然言語処理」を研究テーマにしたいと目標が定まり、AIシステム科卒業後、東京工科大学コンピュータサイエンス学部の3年次へ編入学しました。

CEATEC2023に出展し、研究を紹介しました

学校で学んだこと・学生時代

AI・IoT・クラウドなどの先端技術だけでなく、ITの基礎についても学びました。多様な背景をもち、技術の話を楽しそうにする先生方と出会い、AI分野の魅力を存分に知ることができたと思います。専門学校は先生方との距離が近く、いつでも質問できるのが大きなメリットです。初学者の私でも安心して学べたことが、成長を助けてくれたと感じています。また、大学編入にむけて先生には親身に指導してもらえました。数学などの授業が開講されていたほか、志望校ごとの個別対応もしていただきました。希望者は大学編入講座を履修することも可能ですので、AIシステム科は大学編入も考えたい学生にとってこれ以上ない環境だと思います。

AIを知れば知るほど面白く、夢中になって学びました

これからかなえたい夢・目標

これまでに人工知能のための視覚、聴覚の研究をしてきました。研究の背景には、人の認知の在り様を解明したいという思いがあります。例えば、言葉を生み出しているのは脳ですが、その様子を直接見ることはできません。私たちが実際に観測できるのは「音声」「文字」といったアウトプットされた後の情報に限られます。そこで私はヒトの脳のシミュレーションを開発し、直接観察できるようにすることを目指し、研究に取り組んでいます。最終的な目標は、自律したロボット同士が会話したり、ロボットと人間の会話が自然と成立すること。それを自分の目で確かめることが生涯の研究テーマで、夢でもあります。

壽乃田 林太郎さん

東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 4年(取材時)/AIシステム科(2年制)卒/2022年卒/AIシステム科卒業後、東京工科大学3年次編入。2024年4月より筑波大学大学院理工情報生命学術院システム情報工学研究群へ進学予定。現在、AIシステム科のアシスタントとしても活動する壽乃田さん。人間の脳の働きは未解明の部分が多いことから、人工知能をロボットに搭載し人と同様の動作をするか、といった研究は一筋縄ではいかないそうだ。「これまで知的探究心のもと突き進んできました。筑波大学大学院では聴覚野からのアプローチで研究を深めたいです!」と目を輝かせながら抱負を語ってくれた。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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