気象予報士として市区町村や道路会社などに気象予測の情報をご提供しています。お客様ごとに必要とされる情報がさまざまなので、それぞれに合った情報を、より正確にご提供することを心がけています。天気には過去とまったく同じ日はありません。そのためスーパーコンピューターから導き出される結果に加えて、気象予報士の経験や知識をプラスして、より精度の高い予報を導き出していきます。そこに僕の存在価値があると信じて、毎日の業務にあたっています。予報が的中し、お客様から感謝の言葉をいただけるのがやりがいです。経験豊富な先輩方からの教えや、過去の事例から学ぶこともたくさんあるので、知識を増やし成長していきたいです。
沖縄出身の僕は台風が身近な存在でした。台風が接近すると1日10時間も台風情報に釘付けだった記憶があります。そのころから「激しい雨や強風はなぜ発生するのか」ということにとても興味があり、もっと天気について勉強して、台風情報を伝える職業に就きたいと思うようになりました。高校卒業後は、観光業界に就職していたのですが、やはり天気の影響を受けることも多く、気象予報士になりたいという思いが再燃し進学を決意。気象学だけでなく、ITスキルも身につけられる日本コンピュータ専門学校に入学しました。オープンキャンパスで詳しく丁寧にお話してくださった先生から学べるということも決め手のひとつになりました。
気象予報士の国家資格取得のため、気象学の基礎から関連法規まで幅広く学んでいました。印象に残っているのは気象予報・観測実習です。実習は、現役の気象予報士として活躍されている先生やクラスメイトに加えて、卒業生も参加して行うのですが、経験豊富な先生や先輩方から指導していただいた経験は、とても役立っています。卒業後のお話を聞ける貴重な機会にもなりました。授業は少人数制なので、先生との距離も近く、質問もしやすい環境です。一人ひとりに合った丁寧な指導をしてくれるので、理解しながら先に進むことができました。先生は卒業後もフォローしてくれるので、試験合格までの心の支えになりました。とても感謝しています。
株式会社気象工学研究所 勤務/情報システム科気象予報士コース/高校卒業後、観光業界に就職していた波平さん。しかし気象予報士への夢が諦めきれず進学を決意。気象学に加えてITスキルも身につけることができる日本コンピュータ専門学校へ。「この学校は国家試験に合格するための勉強だけでなく、気象予報士として働いていくために必要なことも教えてくれました。また、合格が難しいとされる国家試験の合格まで卒業後も親身にサポートしてくれたことに、とても感謝しています」と話してくれました。「気象工学研究所は自分を成長させてくれる環境が整っています。上司や先輩方に学びながら知識を深め、経験を積んでいきたいです」。