現在はホテルでベルパーソンの仕事をしています。チェックインやチェックアウトの際にお手伝いしたり、部屋や館内施設の情報をお伝えしたり、タクシーの手配をするなど、フロントやロビー全体に気を配りながらお客様をサポートしています。日本国内はもちろん、世界中からお客様が来られますが、そうした様々な国の方々との会話を楽しめることが、この仕事の魅力です。求められる仕事のレベルが高くて悩むこともありますが、困っているお客様をお手伝いした際、「良いホテルマンですね!」などとお褒めの言葉をいただくと大きなやりがいを感じます。この仕事を頑張ろうというエネルギーは、日々お客様からいただいています。
母国のウズベキスタンで暮らしていた頃、自国で人気がある工業製品や映画などを通して、日本という国に興味を抱きました。その後、高校生のときに日本のホテルや観光地などをインターネットで見て惹かれ、「将来は日本で学んでホテルで働こう」と決意。高校卒業後に来日し、グレッグに入学しました。同校に決めたのは、ホテルツーリズムコースが設置されていて、ホテル・観光関連の仕事に役立つ知識と英語を学べるからです。母国でもウズベキスタン人の先生から英語を学んでいましたが、グレッグはネイティブの先生方から学べるうえ、英語の発音や文法などをとてもやさしく指導していただけます。グレッグ在学中に、英語力は格段と上がりました。
グレッグ外語専門学校では日本人のほか、ベトナムやスリランカ、ネパールなど様々な国の留学生と一緒に学んでいるため、たくさんの国の友人ができました。そうした仲間と各々の国の文化について語り合うことで視野が広がり、楽しく英語力を磨けます。先生方もとても親切で、勉強や日本での生活について親切にサポートしてくれたので、在学中はとても心強く感じていました。就職活動をした際も、授業後に面接のロールプレイや履歴書の書き方を親身になって教えていただき感謝しています。日本のホテルで働くという目標が叶ったいま、次に目指しているのはコンシェルジュになること。ハイレベルな接客能力が問われる仕事ですがチャレンジします!
株式会社ニュー・オータニ勤務/国際ビジネス学科ホテルツーリズムコース/2021年卒/ウズベキスタンの高校を卒業した後に来日し、専門学校の日本語学科で学んだ後にグレッグ外語専門学校に入学。現在はホテルニューオータニでベルパーソンとして勤務。母国語であるウズベク語や英語、日本語で話せるほか、ロシア語、ペルシャ語、タジク語などに関する知識もあるため、それらを接客に活かしながら活躍しているそうです。「グレッグでは“自分の強みを見つけて、人に伝える”ということを先生から学び、それを心掛けることで憧れの仕事に就けました。夢があれば苦労も乗り越えられるので、本気で夢中になれる分野を進路に選んでください」