一流の選手たちのコンディショニングをサポートします
アメリカ・メジャーリーグのナショナルリーグに所属するサンディエゴ・パドレスのファームチームで、アスレティックトレーナーとして働いています。スポーツ選手の健康管理やけがの予防・応急処置、コンディショニングなどを担当するのがアスレティックトレーナーの仕事。チームドクターやコーチと密に連携を取りながら、選手の安全とパフォーマンスをサポートしています。野球とともに成長してきた自分にとって、たとえ舞台は変わっても、選手たちと気持ちを一つにしながら野球の世界で活躍できることに、大きなやりがいと喜びを感じています。
高校時代は野球漬けの毎日で、自分はピッチャーをしていました。卒業後の進路を考えたときに、部活でお世話になったアスレティックトレーナーがTSRの卒業生だったこともあり、自分もTSRに進学してトレーナーを目指すことに決めました。TSRでは先生でもあり、トレーナーの先輩でもある講師の方々から、現場でしかわからないことを教えてもらったり、実習での疑問点を学校に戻って先生に聞いたりすることで、知識が広がり、成長できたと思います。また、TSRの海外研修で行ったサンディエゴでの経験が、今の仕事に直結しています。
選手が安全にプレイできるよう、きめ細やかにサポート
TSR時代に講師の方からいただいた「プロ選手になれなかったかもしれないけれど、トレーナーとしてプロと対等に話すことができる」という言葉が心に強く残っています。立場は違っても、メジャーリーグでプロ選手と同じ目線で接することのできるこの仕事は、やりがいが大きいもの。スポーツが好きな人、スポーツを仕事にしたいと思っている人にとって、この業界で活躍する手段は、選手だけとは限りません。アスレティックトレーナーとして世界に通用するスポーツ界のプロになる道があることを、ぜひ知ってください。
野球の本場・アメリカで働けることが何より嬉しいです
San Diego Padres 所属/スポーツトレーナー科/2014年卒/高校時代はピッチャーとしてマウンドに上がっていた松澤さん。当時の部活のアスレティックトレーナーがTSRの卒業生だったことをきっかけに、松澤さん自身もTSRへの進学を決めたという。選手からトレーナーへと活躍の場は変わっても、大好きな野球の世界に身を置いていることに充実感を感じている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。