「ラ マン パー ラ マン~la main par la main~手から手へ 手をつないで 人と人をつなぐもの」。フランスで古くからつたわる言葉でたくさんの意味合いを持ちます。より良いものを作り提供すると思われがちな言葉ですが、本当の意味合いは「気持ち、思いを伝える 人と人の絆、つながり」。私たち職人が作るお菓子で、お客様の人生の一部に、笑顔や喜びを添えることができることがこの仕事のやりがいや魅力だと思います。
小さな時から甘いものが好きだった私は、よく近くのケーキ屋さんに行くことが楽しみの1つでした。目の前でスポンジから1つのケーキとしてデコレーションされていく瞬間が、小さな私には魅力的でした。その光景が輝いていて、感動したことを今でも覚えています。そしていつしか私は将来、パティシエになることが夢になりました。
中川学園では職人としての技術・心構えを学ぶことはもちろん、1人の人間として大きく成長する事ができました。挫折は成功への過程。いろいろなことに挑戦し、失敗の中から学び成功するということを学びました。学生生活をはじめ、修行では失敗や挫折が必ず待ち受けています。しかし、最後に成功すれば挫折や失敗は成功への過程に変わります。だから成功するまで諦めないでください。その失敗は自分に必要だったといつか笑える時がきます。夢を追うもの同士、お互い頑張りましょう!
パティスリー ショコラトリー DALMAISON /調理技術専門学科 調理製菓コース/2011年卒