湘央生命科学技術専門学校／卒業後のキャリア（愛玩動物看護学科動物看護師松井　由惟さん）【スタディサプリ進路】

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湘央生命科学技術専門学校

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オープンキャンパス参加

看板犬のオリバーと一緒に。私はロットワイラーの子犬を飼っており、院長先生に病気予防の相談などをしています

先輩の仕事紹介

動物だけでなく飼い主さんの気持ちも理解して、十分なケアができるプロになりたい。

動物看護師

応用生物科学科動物看護コース（現・愛玩動物看護学科）/2022年卒

松井　由惟さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

診察や治療をするときの動物の保定をはじめ、手術の助手や糞尿の検査、処方薬の調剤、入院動物の管理など幅広く担当しています。仕事をしていて何よりうれしいのは、病気やケガをした動物が元気になって飼い主さんも喜び、一緒に帰っていくのを見送るときです。先日もぐったりして来院したワンちゃんが院長先生の診察で子宮蓄膿症という病気だと分かり、緊急で手術をしました。すると、嘘みたいにその日の夜にはケージの中で元気に動き回り、ご飯もしっかり食べられるようになりました。時には重い病気のため助けられず悲しい思いをすることもありますが、自分が治療や検査に携わりケアをした動物が回復すると、大きなやりがいを感じます。

学校で学んだこと・学生時代

良かったのは学校犬の世話ができたことです。１ヵ月に5～6回当番が回ってきて体調管理や給餌、グルーミングや散歩などを担当しました。授業で学んだことを繰り返し実践できるので、身体で覚えられます。気になることがあれば、すぐに調べたり聞いたりする習慣も身につきました。自分で疑問に思い、確認したことは忘れません。授業では、経験豊富な先生方の自作プリントでご自身が体験した症例も教わりました。教科書に載っていないリアルな話が印象に残っています。先生が飼い主さんへの対応で注意していたことを、就職してから体験することも何度かありました。「このことだったんだ」と、今さらながら先生方の話の重要性を実感しています。

保定は仕事の基本です。獣医師が安全に迅速な処置ができるようにしっかり保定します

これからかなえたい夢・目標

今の課題はコミュニケーション力を高めることです。当院では「丁寧な説明」を方針の一つにして、飼い主さんに病状や治療内容、注意すべきことなどをわかりやすく伝え、安心して一緒に暮らせるようにサポートしています。私も飼い主さんにきちんと説明し質問にも答えられるように、病気や治療、動物の生態など専門知識を増やし、しっかり理解することを心がけています。幸い院長先生は診療しながら、いろいろなことを教えてくださいます。先輩方が患者さんに対応するときの話し方も参考になります。まさに毎日が勉強です。将来は愛玩動物看護師の国家資格も取得し、動物と飼い主さんの両方とも十分なケアができるプロになりたいと考えています。

手術の前に剃毛。避妊手術や去勢手術はよく行われます

松井　由惟さん

たかまるどうぶつ病院勤務/応用生物科学科動物看護コース（現・愛玩動物看護学科）/2022年卒/松井さんが動物看護師を目指したのは、親戚が飼っていた犬が病気になり、そばにいて何とかしてあげたいと思ったのがきっかけ。「動物に関わる仕事を探して、直接ケアができる動物看護の仕事をしたいと思いました」。湘央を選んだのは、先生と学生の距離が近く、学びやすそうだったから。「病院実習が多いのも魅力でした」。初めは動物だけ相手にすれば良いと思っていたが、学び始めて獣医師や動物のご家族とのコミュニケーションも重要だと知る。「動物はもちろん人も好きになって、それぞれの気持ちを理解することが大切です」と後輩にアドバイスする。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…