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  • 山田 隼さん(ガーデンデザイン学科/造園関係工事の施工管理)

大阪府認可/専修学校/大阪

シュウセイケンセツセンモンガッコウ

先輩の仕事紹介

1本の木に宿るさまざまな想いを背負い、都会に生きる人々に“みどり”の安らぎを!

造園関係工事の施工管理
ガーデンデザイン学科 卒/2013年卒
山田 隼さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

神戸・大阪地区を中心とした官庁・民間施設のみどりの維持管理や、施設の改築・改修に伴う造園関係工事の施工管理業務が私の主な仕事。得意先への緑化改修提案といった営業窓口としてのアプローチも、幅広い役割のひとつです。関西で行われる造園工事にも、九州や北関東などの生産地で丹念に育てられた樹木が使われます。私自身、現地での選定や運搬、そして実際の植樹まで携わりますが、その1本を枯らすことなく維持することは、さまざまな人の想いや苦労を背負っているのと同じ。だからこそお客様、生産者、設計者を含めたすべての人が、完成後の風景を見て笑顔で喜んでくださる姿に、責任以上の大きなやりがいを実感できるんです。

業界ココだけ話!

屋上緑化や壁面緑化といったみどりは、本来、施設のオーナーが資産として保有し、その施工や管理を関連会社に発注します。しかしコストや管理にかかる負担は大きく、維持がままならない施設が多いのも実情です。私が長年にわたって取り組んだ「大阪市北区商業施設の緑化工事」では、造園会社がみどりの保有者となって高品質かつ効率的な維持を行う仕組みづくりに挑戦。管理方法の実験・検証など苦労の連続でしたが、チーム一丸で高難度な工事とサービスの形を完成させました。このように造園業界にも新しい流れが次々と生まれています。その中で都会でも安らぎを感じられるみどりの風景を届け、造園の魅力を広く発信していくことが私の目標です。

大阪駅前の商業施設の工事は、一生の財産となる経験

学校で学んだこと・学生時代

在学中の思い出はオープンキャンパスの学生スタッフを務めたこと。仲間と力を合わせて運営補助に取り組む役割や、高校生を含む来場者への対応を通して、コミュニケーションの大事さを学ぶ機会となりました。こうした活動や授業のプレゼンで「わかりやすく、興味を持ってもらえる伝え方とは何か?」を追究した経験は、現在の仕事で大いに役立っているもの。樹木の選定や重機の扱いといった実践力を磨けたことも合わせ、学びの濃い2年間でした。また、私の転機となった商業施設の工事に参加できたのも、修成OBである先輩の声掛けのおかげ。協力会社にも修成の卒業生が多く、建設・造園業界におけるつながりの強さを実感しています。

山田 隼さん

阪神園芸株式会社 勤務/ガーデンデザイン学科 卒/2013年卒/山田さんのご実家は土木業で営んでおり、社長であるお父様も修成の卒業生。しかし彼が選んだのは造園の道だった。「土木とは違う、少し柔らかいイメージに魅かれたのかもしれません(笑)」。充実した学習環境のおかげで、やりがいある会社と仕事に出会えたという山田さんは今、次なる目標を見据えている。「地下が発達する都市部では、人々の動線もそこに集まります。地上の緑視率を上げ、都会で生きる皆様にも都市緑化に関心を持っていただけるよう、自分にできる活動を続けていきたいですね」。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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