私は現在、研究科に在籍しながら、内定企業で税理士事務として、主に会計ソフトに入力する業務を行っています。会計ソフトの操作に慣れてくるにつれて、日に日に処理スピードが上がっていくのが楽しいですね。税法などの法律は毎年頻繁に変わるため、税理士としての勉強はもちろん、実務に必要な情報にもアンテナを張って情報収集することを心掛けています。実務に携わりながら、自分にできることが少しずつ増え、一歩ずつ着実に成長できているという実感を得られることが、大きなやりがいに繋がっていくと考えています。
税理士を目指していた私にとって、札幌商工会議所付属専門学校は税理士の先生から直接指導を受けられる点が大きな魅力でした。それは、授業や資格取得だけではなく、税理士の先生から実務の難しさなど仕事に関するお話しを直接伺うことができたからです。実務を意識しながら普段の授業にも臨んでいたため、現在の業務においても会計ソフトの操作など正確に行うことができています。また、学校では会計や税務の知識以外にも、PC操作や金融、不動産、マナーなどの知識についても習得することができました。日々の業務の中で、タイピングの速さやビジネスマナーなど、様々なことが活かされています。
自分の得意な部分を活かせる「数字を扱う職業に就きたい」という漠然とした考えから分野選びをはじめました。公認会計士や銀行員、コンサルタントなど数字を扱う職業はたくさんあるので、最初はインターネットで業務内容を調べたり、オープンキャンパスで進路相談したりと、情報収集からスタートしました。そういった中で、経営者に寄り添って中小企業を支える税理士という仕事に魅力を感じ、将来の目標を見つけることができました。どの業界においても、常に知識のアップデートとスキルアップが求められると思うので、就職後も勉強することが苦にならない分野を選択すると良いと思います。
札幌商工会議所付属専門学校 研究科 進学、税理士法人 知野・寺田会計事務所 勤務/税務会計学科 卒/2022年卒業/高校3年生の時、「税務・会計の専門的な知識を有し、経営者に寄り添いながら共に課題を乗り越える税理士」に憧れを抱き、札幌商工会議所付属専門学校に入学。現在は研究科に在籍しながら内定先企業で税理士事務を務め、一人前の税理士を目指している(2022年10月現在)。「税務の知識の他に、経営や社会保険の知識も身につけ、お客様のどのようなご相談にも対応できる税理士になりたいです!」