デザインの仕事には、どれをとってもまったく同じものがありません。だから、毎回新鮮な感覚で続けられるのが魅力です。また、デザインは目に見えるものだけでなく、それによって、クライアントが抱えている課題を解決できたり、ユーザーにとって親切な情報や動線を提供することができます。そんなところから、私にとってのデザインは “人に対しての気づかいや優しさ” なのかなと思っています。これからデザイン業界をめざす方は、「好き!かわいい!」ときゅんとした瞬間のときめきを大切にしてください。そんな気持ちをたくさん積み重ねて、活かしていくことが自分の引き出しにつながっていくと思います。
入学の決め手になったのは、立地の良さと先生方の親しみやすさ。また、施設や設備が充実しているから、しっかり学べそうだと確信したことです。入学後は、デザインの仕事で必要となるソフトの知識と技術を楽しみながら身につけることができました。実技中心で、自分の好きなことを思いっきり学べ、突き詰められるところが専門学校の魅力ですね。それに、福岡デザイナー・アカデミーは学内でのイベントや企画展が多く、積極的な気持ちを持てば学生みんなが様々な経験をできるチャンスがもらえます。私自身も色んなことに挑戦しました。
学内イベントは他学科の学生と協力してものづくりをすることで、企画力から現場力、コミュニケーション力まで幅広く身につけられるチャンス。ぜひ積極的に挑戦し、どんどん仲間を増やしてほしいです。そして、遊びもアルバイトも100%の気持ちで頑張ってください。アルバイトでは学内だけでなく、様々な人とコミュニケーションができますので、多くの刺激を受けることができ、将来デザインに役立つと思います。また、在学中にはぜひインターンシップ制度を活用してほしいと思います。私自身も、インターンシップをきっかけに現デザイン事務所に入社することができました。
フリーランス/グラフィックデザイン学科/2005年3月卒/山口県長府高等学校出身、グラフィックデザイナー&イラストレーター。インターンシップをきっかけにデザイン事務所に入社。現在はフリーランスとして活躍中。ポスターやDM、テレビCMに使用するグラフィックデザインなどの商業広告デザインや、キャラクターデザイン、イラスト等をマルチに手がける。JR博多シティアミュプラザのウルトラマンを起用した広告のプラン企画、制作、ほかにもホームセンターグッデイのテレビCMのイラストを担当するなど多彩な才能を発揮している。