私が所属しているDX(デジタル・トランスフォーメーション)部は、社内に残っているアナログの業務をデジタルに変換していくための様々な業務を担う部署です。「デジタル・エコシステム」の考えに基づき、他社が開発したサービスやアプリを組み合わせて自社の用途にフィットしたシステムに作り上げていくというのが中心的な業務になります。立ち上がったばかりの部署なので、新人の私でもどんどんアイデアを出してチャレンジできます。常にまっさらな状態から考える必要があるので大変ではありますが、毎日行われる「壁打ち」と呼ばれるミーティングを通して、システムが洗練されていくことに喜びとやりがいを感じています。
父がIT企業で働いていて、その時々のプロジェクトの話などをよく家でしてくれていたんです。その話が本当に興味深く楽しそうな仕事だなあと漠然と思ったのが、最初のきっかけです。システムエンジニアという職種を希望したのは、すごく簡単に言えば、自分自身がITを「利用する」のが好きだからです(笑)。SEというのは、「開発する」と「利用する」の2つの目線が交わるところに立ち位置があると考えています。その両方の側面からITに関わっていけるのが、自分には向いているし、やりがいもありそうだと思いました。また、この世に存在するほとんど全ての業種と関わっていける可能性を秘めているのも、ITの魅力だと思います。
プログラミングやWEBページ制作、制御系、データベース、サーバOSなど、ITに関するほぼ全てのことをひととおり学べたことが、社会人となった今、すごく役に立っています。上司や先輩からどんなことを振られても「それ、聞いたことがある。概略ならわかる」と思えることが、すでに大きなアドバンテージとなるからです。福岡ビジネス・アカデミーを選んで良かったなと思うのは、少人数教育が徹底していることです。先生と一対一で向き合う機会も多かったので、自分の本当に知りたいことをダイレクトに学べましたし、先生も私の「学びたい」要望に応えて、そのための準備をしてくださいました。
株式会社プレナス 東京本社DX部 勤務/ITビジネス学科/2021年3月卒/福岡県糸島市出身。中学高校時代はバドミントン部に所属し、その後も地域サークルで汗を流す。現在は妻と生まれたばかりの男の子との3人暮らし。「『順風満帆だね』と、専門学校時代の先生には言われました」と照れ笑いを浮かべる。国家資格の「ITパスポート」をはじめ、数多くの資格を学生時代に取得。今後の目標は「今はとにかく経験をたくさん積みたいです。その先に目標が見えてくるんじゃないかと思います」と堅実に応えてくれた。