まだ1年目ですので、これから整備士として頑張っていくという段階ですが、サービススタッフとして、定期点検、法定点検、車検整備や、お客様にお車を引き渡しする際に、点検の説明を兼ねてお話ししています。先日、テールランプの割れで来たお客様に修理をした際に、喜んでもらえたことや、座席下の点検時に物を拾い、それをお客様へお渡ししたところ、ずっと探していたものだったらしく、大変喜ばれていたことなど、今はそういったお客様とのちょっとしたふれあいが嬉しいです。いずれは整備士として自分の裁量で整備ができる自由整備を任せられるようになりたいですね。
関東工業自動車大学校に入った当初は、向いていないかなとも思いましたが、勉強しているうちに知識が深まり、もっと知りたいと思うようになりました。4人一組で実習をしていたのですが、他の3人と共に実習以外の時間でも勉強をしたりして切磋琢磨しました。部活動ではレストア部に在籍し、古い車を動かせるように作業していました。歴代の先輩たちがレストアしてきたマツダのサバンナRX7で、僕の代では車体を赤く塗装したり、エンジン周りの部品やブレーキなどをオーバーホールしました。8人くらいの部員でしたが、とても楽しい日々でした。社会人になった今も、実習や部活で得た知識が活きてると思います。
社会人1年目として、これからどんどん技術をつけていきたいと考えています。とりあえず与えられた仕事には責任感を持ってやり遂げるという目標を持って頑張っています。今はトヨタ独自の検定制度である、トヨタ検定3級を目指して勉強しているところです。また、人材育成室に新入社員の研修や、先輩方への指導などをしている方がいるのですが、その方のように説明や人に伝えるスキルを上達させて、人前に立って話や説明できるようになりたいです。毎日忙しいですが、ひとつひとつ丁寧な仕事をして一人前の整備士として認めてもらえるように頑張ります。
埼玉トヨペット株式会社 春日部支店 サービススタッフ/二級自動車整備科/2020年3月卒/もともと機械いじりが好きで、手先を動かす職業に就きたいと考えていた近藤さん。車以外ではドラムが趣味で、友人から大学のサークルに誘われてライブ活動などもしていたという。学生時代は、最新の設備を使った実習で仲間と切磋琢磨しながら勉強したり、わからないところは、わかるまで徹底して教えてくれる先生方の指導により知識が深まったと話してくれた。また、レストア部に所属し、塗装やオーバーホールをするなど楽しい学生生活だったと語ってくれた。「毎日忙しいので、1日が早くなった感覚があります。」社会人として充実した日々を過ごしているようだ。