デジタルコンテンツを幅広く手がける会社で、「スポーツグラフィック」というジャンルのグラフィックデザインを担当しており、現在はスポーツ選手の写真を使用したトレーディングカードをデザインしています。ディレクターを通じてクライアントから「このデザインかっこいいですね」などの感想をいただけると、とてもやりがいを感じます。デザインするときには必ず上司など第三者からフィードバックをもらいながら進めることにしています。グラフィックデザインにもいろいろなジャンルがあり、前職ではチラシ、ポスターなどのデザインも担当していました。今後はWebデザインや動画といった分野にも挑戦してスキルの幅を広げていきたいです。
デザインの勉強はもちろんですが、人前で自分の意見を述べるのが苦手だったので、在学中はプレゼン力の向上に努めました。地元消防局のロゴを考える実習では、初めてクライアントとやりとりして、コンペに挑戦しました。それが自信につながり、人と話すことに苦手意識がなくなりました。また卒業研究への取り組みを通して、計画の立て方や進め方など、学校で学んだことはすべて現在の仕事に役立っています。プロの先生方からは実践的なスキルはもちろん、社会人としてのマナーも教わりました。卒業後も相談に乗っていただくなど、とても心強い存在です。同級生たちとのつながりも強く、今でも心の支えになっています。
さまざまな分野にアンテナを張っておくことがデザイナーには求められます。どんな分野でも流行しているものには何かしらの理由があるので、そのよい部分をどんどん取り入れて自分の力にできる人がデザイナーには向いています。学校選びでは情報収集を欠かさず、気になる学校が複数あったら、それぞれのオープンキャンパスに参加してみましょう。そして学びの内容はもちろん、学費、立地なども含めて比較検討し、自分が納得したうえで決めてほしいと思います。そうして入学したところなら、モチベーション高く学べるはずです。より正確に雰囲気や特色を感じるために、同じ学校のオープンキャンパスに2回以上行くのもおすすめです。
株式会社スカイリンク 勤務/CGデザイン学科 卒/2018年卒/実際にクライアントの希望をヒアリングし、プレゼンを行うなど、実務の流れを経験できるカリキュラムにひかれてOICに進学。卒業後に就職した会社では紙媒体のデザインを主に手がけていたが、デジタルコンテンツはユーザーからの反応が早いなど印刷物とは一味違った面白さがあることに魅力を感じて転職。現在の会社はフレックスタイムやリモートワークも取り入れているため、自由度の高い働き方が可能。