ゲームアプリや情報サイトの企画・運営を行う総合IT企業(株)エイチームで、Webデザイナーとして働く真鍋さん。学校での学びを通してどう成長してきたかをおうかがいしました。
高校時代、デジタルでモノづくりをする部活で自分の制作物が認められたことで、モノづくりの楽しさに目覚め、デザインの分野を志すようになりました。作品制作ではグループワークを通して、チームにおける自分の立ち位置を理解できました。また、コンペティションに応募する授業では、デザインは人に何かを伝えるために作るものであること、そして誰に向けてどう表現するのかなど、人に寄り添ったデザインの重要性を学べました。
企業から実際の商品を題材に制作依頼を受け、デザイン提案を行う産学協同授業があります。企業の要望にどう応えるか、課題は何かを考えながら検討を繰り返し、最終的に企画を立てて企業にプレゼンテーションを行います。発想力や企画力、プレゼンテーション力を磨けるのはもちろんですが、社会人として必要な基礎力も養われたと思います。正直大変なこともたくさんありましたが、だからこそ多くのスキルが身につき成長できました。
仕事をする上でコミュニケーション力は必要不可欠なものですが、僕は人づきあいが得意な方ではありませんでした。でも学校でのグループワークやプレゼンテーションを通して、しっかりコミュニケーションが取れるように。仕事でも上司や仲間たちと連携をとって、みんなで一丸となっていいモノを作り出したいと思っています。そしていつか、クリエイティブコンサルティングの会社を起業し、日本のデザインの価値を底上げしたいです。