現在私が担当している総合案内は、総合病院の中で一番最初の窓口となる場所です。毎日たくさんの患者様やご家族と接するので、例えばご高齢の方にはゆっくりハキハキと話しかけたり、辛そうにしている方には椅子をお勧めするなど、一人ひとりに寄り添った接遇を心がけています。また、症状をヒアリングし、29の診療科の中から適切な科をご案内することも大切な役割です。コミュニケーション能力と医療に関する幅広い知識が求められるため、難しさを感じることもありますが、患者様から直接「ありがとう」の言葉をいただける、とてもやりがいのある仕事です。
将来役立つ資格を取得したいと思い、サポートが充実している川短に入学しました。エクステンションセンターの医療事務技能審査試験講座で学んだ知識は、現在の仕事で大いに活かされています。また、ビジネスマナーの授業も充実しており、相手に好印象を与える立ち居振る舞いや話し方が身につきました。少人数制のゼミが中心で、先生との距離がとても近い環境も心強かったです。先生方は学生一人ひとりを気にかけてくださり、勉強や就職のことで悩んだ時には、いつでも相談に乗ってくださいました。様々なビジネスの分野を幅広く学んだことで、医療事務という自分に合った仕事を見つけることができたので、川短で学んで本当に良かったです。
川短に入学した当初は、航空業界や旅行業界での接客業に就きたいと思っていました。そんな私が医療事務に興味を持ったのは、心理・医療ビジネスモデルの授業がきっかけでした。川短では、学びたいモデルを自由に変更できるので、非常に助かります。私自身「人と接すること」と「パソコンを操作すること」が好きなので、医療事務なら両方を活かせると考えたのです。また、学生生活がコロナ禍に大きく影響されたことで、「医療を通して、多くの人の役に立ちたい」という思いが一層強くなりました。総合病院で働いている今、たくさんの患者様と関わる中で、日々新しい知識が身についているのを実感しています。
医療法人徳洲会 千葉西総合病院 勤務/ビジネス実務学科/2022年3月卒/高沢さんの目標は、患者様が「この病院で良かった」と感じられるような接遇をすること。そのために、医療事務に求められる知識とコミュニケーション能力を日々高め、向上心を持って仕事に取り組んでいる。