保育教諭になって4年目の今は3歳児の保育を担当しています。仕事で実感しているのは、子どもの成長と変化は、想像以上に早いということ。私が働いている園では、子どもの考えや気持ちを大切にした子どもに寄り添う保育を行っているので、自主性が自然と育まれていきます。特に運動会などの行事でいろんな経験をした後の成長はすごくて、おとなしく内気だった子どもがみんなを引っ張るリーダーシップを発揮したり、自分の意見をしっかり言うようになったりと見違えるようです。見ていてうれしく、やりがいを感じる瞬間です。子どもの個性や優しい心がのびのび育っていく姿を間近で見られる保育教諭の仕事は本当におもしろく楽しいです。
昔から子どもが好きで、小学校の頃からピアノも習っていたことから、自然と幼児教育や保育に興味をもつようになりました。高校3年の時に進路で悩んだのは、大好きなバスケットボールと保育者に必要な資格・免許取得の両立。いくつかの短大を検討する中で私の希望にピッタリだったのが常磐会短期大学だったんです。オープンキャンパスに参加した時に、先輩達が保育者をめざして明るく楽しそうに学んでいるのを実感し、体験授業も本当に楽しかったことから「ここしかない!」と直感。保育の専門職への就職率が高く、公務員採用試験にも毎年多くの合格者がいるなど、就職への支援体制が整っていることにも魅力を感じ入学を決めました。
学生時代は、保育の理論や実技科目(音楽・美術・体育)など、いろんなことを学びました。就職してすぐに生かせたのは、造形表現の授業で学んだ、保育の現場で使う教材や遊具など、制作物の作り方です。園では、保護者へのおたよりとともに保育の記録や報告書など、文章を書く機会が多くあるため、大学で徹底的に指導いただけたことが、本当に今役立っています。保育所、幼稚園、認定こども園の他に、福祉施設での実習が豊富にあり、それぞれの園や施設の違いや特性を知ることができたのも勉強になりました。常磐会短期大学の2年間は、保育に関して深く実践的に学べたと同時に、自分の視野を広げられた、すごく貴重な時間だったと思います。
大阪府貝塚市立認定こども園勤務/幼児教育科/2019年卒/バスケットボールを続けたい、昔から興味のあった保育・幼児教育について学びたいという2つの夢を実現できる常磐会短期大学に入学。その選択は大正解だった。在学中は、勉強、実習に部活動(バスケットボール部)、スポーツ、行事などさまざまなことに積極的に挑戦した。現在は、念願の保育教諭となり、日々子どもに寄り添い、子どもの考えや気持ちを大切にした保育を実践中。