立教大学／卒業後のキャリア（観光学部観光学科旅行会社の法人営業宮本ひよ莉さん）【スタディサプリ進路】

大学・短期大学・専門学校の進学情報サイト

スタディサプリ進路（大学・専門学校）
大学・短大を探す
私立大学
東京
- 東京
- 埼玉
立教大学
卒業後のキャリア一覧
宮本ひよ莉さん(観光学部観光学科/旅行会社の法人営業)

私立大学／東京・埼玉

立教大学

リッキョウダイガク

海外個人旅行だけではない、HISの魅力を広めたい

先輩の仕事紹介

企業の大事なイベントを預かり、形にする。法人営業として日々成長とやりがいを実感。

旅行会社の法人営業

観光学部観光学科/2015年3月卒

宮本ひよ莉さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

「人として成長できる」と思い、旅行会社の法人営業に就きました。最初は企業の社員旅行や海外視察の手配、引率といった業務を数年、その後企業イベントや行政の仕事も任されるように。記念式典やアーティストを誘致するエンタテインメント性の高いものなど、規模も目的もさまざま。大きいものでは2,000名規模のものや、100周年イベントを3年近くかけて任せて頂いたことも。企業の根幹に関わることが多く、代表者や役員とやりとりする機会も多々あります。また外部の協力会社さん含めスタッフが100名近くになることもあり、指揮官としてプレッシャーも大きいですが、最後に計画通りに形にし、お客様の喜ぶ姿を目にすると大きな達成感があります。

学校で学んだこと・学生時代

最初は単純に「旅行が好き」と選んだ学びでしたが、観光学科のすごいところは学問として観光を学べること。旅行会社の幹部から講義を受けたり、観光地を視察し旅行プランを考えたり。ビジネスの側面からマーケティングを学ぶほか、地域から派生しまちづくりや異文化交流など学びの選択肢が幅広いのです。私は産学連携プロジェクトにも参加し、埼玉にある観光地の案内マップを作りました。地域の人の協力を得てつくりあげていくために、多様な人をプロジェクトに巻き込み交渉を重ね形にする。現場へは何十回も訪れました。そのリアルな過程を学べたことは、今、仕事でプロジェクトを束ねる時に役立っています。

学問として観光を学び、将来の選択肢が見つかりました

これからかなえたい夢・目標

最近所長に昇進しました。長くこの領域に携わり結果を出せたおかげです。HISは海外個人旅行がメインなので、企業のイベントを企画・運営している事実は、世の中はもちろん社内でも認知度は低いです。まずはその認知からはじめ、社内に分散している類似の業務を行う部署を一つに集約させたいです。企業イベントの領域に関し、HISは他社に比べまだまだのびしろがあります。社内外を巻き込み大きく成長させたいです。マネジメントも始まったばかり。私の課題は、相手にも自分と同じレベルを求めてしまうこと。部下のタイプはさまざまですからそれを尊重し「どうしたらみんなが気持ちよく働けるか」を考えていきたいです。

今後は、企業イベント領域の拡大にも貢献したいです！

宮本ひよ莉さん

株式会社エイチ・アイ・エス法人営業本部第一営業所所長/観光学部観光学科/2015年3月卒/立教大学の魅力は「思い描く大学らしさを体現した理想のキャンパスで、温かみのあるところ」と宮本さん。学生時代は運動系のサークルで副部長として、イベントや合宿の企画を担当。「みんなが喜んでくれるには？」と企画を練った経験が、仕事にも活きているといいます。入社のきっかけは、学びを通じ旅行会社の法人営業に興味を持ったこと。HISに勤務する大学の先輩が親身に相談に乗ってくれたそう。「観光学部の友人たちは旅行業界をはじめ、地方創生や都市開発、鉄道会社など幅広い分野で活躍しています。その姿をみるとモチベーションにつながります。」

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

立教大学観光学部観光学科

観光学科の特色は、まず、「ビジネス界のトップから学ぶ」ということ。旅行会社やホテル企業など、観光ビジネスをリードするトップによる講義を開講し、経営の視点を身につけながら、新しい観光サービスを構想する力を養います。さらに、短期の海外体験で観光の役割を知る「早期体験プログラム」や、観光の現場を体験するインターンシップ、海外フィールドワークなど体験型プログラムも充実。多様な実体験を通じて、観光現場のリアルな姿に迫ります。また、経済や政策、法律など、観光を多面的に捉えるための基礎を重視。そのうえで観光ビジネスや地域開発など、専門性の高い科目を用意しています。