北海道医療大学／卒業後のキャリア（心理科学部臨床心理学科サービスエンジニア紫ノ宮　優夜さん）【スタディサプリ進路】

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お客様とじっくり話すために心理学を活かしています

先輩の仕事紹介

サービスエンジニアとしてITに関する様々なトラブルや困りごとを解決します

サービスエンジニア

心理科学部　臨床心理学科卒/2022年卒

紫ノ宮　優夜さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

サービスエンジニアとして、クライアントが抱えたITに関する悩みや問題を聞いて、解決し、再発防止や対応の方法を提供しています。例えば、パソコンがインターネットに繋がらない、アップデートしたら不具合が生じてしまったなど、ITに詳しくない人が直面したら焦ってしまうような問題はたくさんあります。そんな時、トラブルが起きたときのことをじっくり聞いて、対応方法をお伝えすることを心掛けています。今の仕事において大学で学んだ心理学が活かせていると思うことの1つが、このようなコミュニケーションを取っている時です。そして、問題が解決して、クライアントの笑顔が見られたときに大きなやりがいを感じられます。

この分野・仕事を選んだきっかけ

人と話すのが好きで、いつも相手の話や仕草にも注目していました。その中で、「どうしてこんなときにその話をするの？」「なぜここでそんなことをするの？」と疑問を持つことがあったので、心理学を学び、その理解を深めようと思いました。ただ、当時私はアメリカにいて、欧米では心理学は理系に分類されるのです。そのため、文系の私にはハードルが高いと感じていました。ところが、日本では心理学が文系なのでチャレンジしやすかったのです。そして本学は教授と学生の距離感が近く、学ぶための環境が良いと感じたので進学を決意。卒業後、一般企業に就職しても心理学を活用したいと思い、ITの悩みを解決するサポートエンジニアになりました。

お客様の話を聞き、問題解決に向けた方法を伝えます

学校で学んだこと・学生時代

大学入学まで日本語習得に励みましたが、その中で文化の違いに戸惑うこともありました。そのため、サークル活動や学生キャンパス副学長など、校内の活動に積極的に参加して、交流を深めながら日本の文化を学びました。また、大学の講義やゼミでは実験が多く、アンケートからデータ収集や分析を行うなど、アカデミックな学びを得られたことが印象的です。中でも、人の心理状態の背景にある「理由」を分析することに学びがいを感じました。人の行動や感情の中にある「理由」を理解できたら、それを抑えたり、引き出すこともできます。そのためには、人の話を聞く姿勢とスキルが必要になるのです。この学びは今の仕事に大いに役立っています。

ITの問題を解決するために工具の用意もあります

紫ノ宮　優夜さん

株式会社ピーティーエス・ジャパン勤務/心理科学部　臨床心理学科卒/2022年卒/「心理学は話の聞き方、思いの伝え方を学び、コミュニケーション力を高められる」と教えてくれた紫ノ宮さん。学生時代から積極的に行動し、今も休日は仕事以外の勉強や筋トレ、料理、音楽と様々なことに取り組んでいる。今後の目標を聞くと「クライアントごとに希望することが異なるので、キャリアを重ねて、サービスエンジニアとして多くの企業を担当できるようになりたいです。そして、もっと多くの人と対話をしたい。また、マネジメントにも興味があります。大学で学んだ心理学を活かして、人の個性や才能を引き出せるようになりたいです」と教えてくれた。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…