小学校の時、消防官の職場体験で「カッコイイ」と感じ、それ以来消防官に憧れていました。人の命が助けられる消防官になるのが夢だったので、実現したことが最大の喜びです。消防官の主な業務は、基本的に訓練と点検です。住民を守るために常日頃から準備を行い、いつでも現場に急行して消火活動や救急活動ができる体制を整えています。住民の方からの「ありがとう」という言葉はとても励みになり、やりがいを感じます。
消防官は地方公務員です。そのため、消防官になるためには各自治体が実施する消防職員採用試験に合格する必要があります。第1次試験と第2次試験があり、合格して採用されると、各市町村の職員となります。試験では学科の筆記試験、論文などがあり、2次試験では体力試験もあります。「人を助けたい!」という気持ちとともに、体力も不可欠な仕事です。体力的にハードなので、日頃から体を鍛えておいたほうがいいですよ。
平成国際大学には、「公務員試験合格支援プログラム(警察官・消防官クラス)」があり、採用試験に合わせて授業が開講されています。私もこのプログラムを活用し、対策を立てました。公務員試験の直前になって後悔することがないよう、コツコツと勉強を続けていました。やはりコツコツが大事だと思います。ゼミの仲間と一緒に勉強ができたり、試験対策の授業があったりと、勉強できる環境に恵まれていたのも良かったです。
埼玉県越谷市消防局/法学部 法学科 経営法務コース/2017年卒/埼玉県立越谷西高等学校出身。小学校の職場体験で消防官に憧れる。平成国際大学の公務員試験の合格率、消防官就職率が高いことを知り入学。「公務員試験合格支援プログラム(警察官・消防官クラス)」を活用し、念願の消防官に。地域住民のために日々活動している。