気軽に上司にも相談できる理想の職場環境
営業職として農家さんが抱えている問題を解決出来るように商品の提案や販売、アフターフォローなどを行っています。入社して最初の4年間は整備士として働いていたこともあり、農家さんからの「この機械のここが調子が悪いんだよね」といった悩みに対して、その場でアドバイスや応急処置などのお手伝いができることは大きな強みです。現在はまだ営業職となって数か月で分からないことも多いのですが、先輩や上司から新たな知識を教えてもらうたびに、常にアップデートされていく実感があります。まだまだ未熟で農家さんの抱えている問題に気付けないこともありますが、信頼関係を築いて悩みを理解し解決に繋げることが目標です。
大学生活は自分の知見を増やすことを目的にさまざまなアルバイトを経験して、多くの人と関わってきました。その中のひとつに農家さんの田植えの手伝いをするアルバイトがありました。とても大変な仕事でしたが、自分が田植えに関わった苗がいずれ育ち、収穫されて家庭の食卓に並ぶ。「食」に携われた貴重な時間が、農業に関わる仕事を目指すきっかけになりました。当時はサッカー部の部活動が忙しく就職活動は不安でしたが、ゼミの先生が一人ひとりの個性をしっかり見てバックアップしてくださいました。学生たちの個性を見極めて、私に合う就職先の情報やアドバイスをくださったことは今でも感謝しています。
営業職は農家さんとの信頼関係が大切な仕事です
大学生活を有意義にするなら好奇心を大切にしてさまざまな人と関わり、経験値を積むことが大切だと思います。私はジャンルを問わずいろいろなアルバイトを経験して、そこでの出会いや関わりが成長に大きく繋がりました。例えば派遣の季節労働では異業種の方々が集まるので、多彩な知識や考え方に刺激を受けました。また、幅広い年齢層の方と働くことでコミュニケーション能力も向上しました。就職後は、配属された職場でどう人間関係を築くかで仕事の幅は変わっていきます。どんな環境であれ自分の立ち振る舞いの仕方が大切になるので、学生時代にできるだけ多くの人と関わっておくことをおすすめします。
販売した農機は納品するまでしっかり整備
ヤンマーアグリジャパン株式会社 深川支店勤務/経営学部 経営学科 卒/2019年3月卒/札幌市出身。人と深く関われる仕事がしたいと営業職を希望し、ヤンマーアグリジャパン株式会社へ入社。入社後4年は整備士として働いていたが、2025年1月に念願の営業に異動した。深川支店に配属されて5年。自然が好きで、休日は家族でキャンプなどアウトドアを楽しんでいる。そのほか、釣りやバイクなど趣味も多数。現在8か月になる息子さんといるときが癒しの時間だそう。
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